Rita Coolidge(リタ・クーリッジ) Love Me Again その4

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 前回に引き続いてRita coolidgeの4回目。
 オーストラリアの復刻専門レーベルRaven Recordsが2イン1を復刻した6thと7thアルバムの後半だ。
 カバー曲中心であった6thアルバムの大ヒットもあり、7thアルバムも同じ路線を取っている。

 7th LP Love Me Again (78年5月発売、全米32位)↓

Rita Coolidge - Love Me Again

 Side1
 1. You(ユー)
 2. Slow Dancer(スロー・ダンサー)
 3. Sweet Inspiration(スウィート・インスピレーション)
 4. Love Me Again(ラヴ・ミー・アゲイン)
 5. It Just Keeps You Dancin'(キープ・ユー・ダンシン)

 Side2
 1. Bye Bye, Love(バイ・バイ・ラヴ)
 2. The Jealous Kind(ジェラス・カインド)
 3. Hello Love, Goodbye(ハロー・ラヴ・グッドバイ)
 4. You're So Fine(素敵なあなた)
 5. Songbird(ソングバード)

 
1曲目はアルバムからの第1弾シングル。

 You / Only You Know And I Know
 (78年8月19日全米25位)

 オリジナルは作者Tom Snowで、75年に発売したアルバムTaking It All in Strideに収録。↓

Tom Snow - Taking It All in Stride

 因みにB面Only You Know And I Knowは2ndアルバムNice Feelin'に収録。

 2曲目Slow Dancerのオリジナルは作者Boz Scaggsで、74年に発売したアルバムSlow Dancerに収録。↓

スロー・ダンサー(紙ジャケット仕様)
Sony Music Direct
2005-12-28
ボズ・スキャッグス

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3曲目Sweet Inspirationのオリジナルははっきりしないが、1番有名なのはWhitney Houstonの母Cissyが在籍したThe Sweet Inspirationsで、68年4月27日全米18位となっている。

 ちょうど作者Dan PennとSpooner Oldhamのソング・ブックが英国Ace Recordsから発売されており、アルバム・タイトルにもなっている。↓

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4曲目はアルバムからの第2弾シングル。

 Love Me Again / The Jealous Kind
 (78年12月2日全米68位)

 オリジナルはRita自身であるが、作詞のAllee WillisはEarth, Wind & FireのSeptemberにも関わっている。↓



 ↑歌詞はあまり意識したことがなかったが、この曲がEarth, Wind & Fireで1番好きだな。特にオープニングのギターのワクワク感とエンディングのブラス・セクションの強奏。(? やはり、歌詞は関係ないか…。)

 5曲目 It Just Keeps You Dancin'はRitaのオリジナルかな?

 6曲目Bye Bye, Loveは言わずと知れたThe Everly Brothersの大ヒット曲で57年6月17日から4週連続全米1位だ。↓



 黄金時代のCadence Records音源のマスター・テイクを完全収録した2枚組。↓

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 7曲目The Jealous KindはシングルLove Me Again のB面で作者はBobby Charles。
 本名のRobert Charles Guidryで記載されていることもあるのだが、オリジナルはCharles本人なのか他人に提供したのかはよく分からない。
 とりあえず00年英国Westsideから発売された編集盤Walkin' to New Orleansに収録されている。↓

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 ↑副題がThe Jewel And Paula Recordings 1964-65となっているが、The Jealous Kindはボーナスとして後年の再録音が収録された可能性が高い。(入手したらコメントします)

 はっきり確認できるところでは、Joe Cockerが76年4月発売したアルバムStingrayに収録している。↓
 
Joe Cocker - Stingray



 ↑81年のライブ映像。

 Ray Charlesも77年10月発売のアルバムTrue to Lifeに収録している。 

Ray Charles - True to Life

 8曲目Hello Love, GoodbyeはRitaのオリジナル?。

 9曲目You're So FineのオリジナルはThe Falcons(59年7月13日全米17位)。




Doo Wop Box 2: 101 More Vocal Gems
Rhino / Wea
1996-10-01
Various Artists

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 ↑この曲を収録した推薦盤は、かつての米国復刻専門レーベルの雄Rhino Recordsが98年Time Warnerの完全子会社となる前の96年に発売した渾身のDoo Wop Boxの第2集。(第1集も素晴らしい!)

 10曲目SongbirdのオリジナルはFleetwood Macで、作者はChristine McVie。



 77年2月発売され全米1位に31週君臨したアルバムRumoursに収録。

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 ↑04年には2枚組のデラックス盤でリマスター復刻されている。

  

Anytime Anywhere & Love Me Again
Raven [Australia]
2008-07-08
Rita Coolidge

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 ↑リマスターにより音質は秀逸。この2枚が2イン1なんてコスト・パフォーマンスとしては最高のカップリング。
 でも、他のアルバムも是非聴いて欲しい。
 11年3月時点でその後の海外での復刻は足踏み状況。

 一方、日本では09年に8thアルバムSatisfied(79年9月発売全米95位)が紙ジャケット・Shm-CDででリマスター復刻されている。↓

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 ↑ボーナスとして「あなたしか見えない」と80年10月公開された映画Coast To Coast(コースト・トゥ・コースト)の挿入歌Fool That I Am(哀しみのシルエット)が追加されている。 ↓9:23より



 引き続きオーストラリアのRaven Recordsには8thと9thアルバムHeartbreak Radioの2イン1での復刻をお願いしたい。 

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この記事へのコメント

2011年03月20日 23:28
二度目のコメントになります。
3連休と云う事もあって、夜遅くのコメントですが。
お許しを!
遂にリタ・クーリッジは紙ジャケットで、
1st~7thまで、買い換えてしまいました。
バカですね? 最近はめっきり輸入盤には、手を出さなくなりました。以前はメーカーの拘り無しに、国内盤では出さないだろうなと思うものを購入していたんですけれどね。結構痛い目にもあいました。
2011年03月21日 01:52
tone toneさん
お久しぶりです。
そうですか!
7thまで国内盤でGetですか。
輸入盤の2イン1や3イン2はオリジナル・ジャケットが不完全(小さかったり、重なっていたり)で、全く不満です。
やはり単独発売の国内盤には魅力を感じるのですが、紙ジャケット否定派の私としては、通常のプラ・ケース盤で輸入盤より早く発売されていれば国内盤に跳びついたかも知れません。(ワーナーのForever Youngシリーズみたいに…)
ひょっとしてユニバーサルからSACD-SHMで再発されたら買い直すかも。(4,500円は高過ぎるので、せいぜい1、2枚)
ところで4thアルバムの国内盤の音質はどうでしたか?
それと8thアルバムを買う予定はいかがですか?
かなり気になっています。
tone tone
2011年03月21日 11:15
こんにちわ。
「フォール・イントゥ・スプリング」ですね。
今回の紙ジャケ全般に言える事なんですが。
音質的には、不満はありません。
音域レンジが、多少広くなっているせいか
音質はかなりクリアーな感じがします。
”で”8thの「サティスファイド」ですが。
実のところ、6th「エニタイム…」辺りから
AORへシフトし始めた路線には、少し抵抗が
ありました。8thはアナログ盤時代に購入して
おり、聴いたとたんに落胆しまして。
それ以降のリタは聴かなくなりました。
だから今回の8thのCDはパスしています。
初期のジェル・ケース仕様でも購入はしていません。
6th以降のリタは、”デルタ・レディー”の
面影は失われたような気がします。
これも、当時のA&Mのレコード販売戦略の
せいなのかなぁ~?
2011年03月21日 21:17
tone toneさん
お返事ありがとうございます。
私の場合6thと7thアルバム当たりからDelta Ladyに遡ったので、やはり70年代後半当たりに1番の思い入れがあります。
と言うよりは、曲調よりもRitaの声そのものが好きなのかも知れません。
だから音質については、非常に気になるところであり、日本盤の音質のコメントを参考にさせていただきます。もしも、ユニバーサルがSACD-Shm化してくれたら買うつもりです。
アナログ盤を持っているんですね。
私は紙ジャケットには全く関心がありませんが、アナログ盤を持っている人にはリスペクトとうらやましさを感じています。

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