The Police(ザ・ポリス) Every Breath You Take ベストSACD

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 SACDが消えて無くなりそうなので、値段が許容範囲ならば手に入れるようにしている。
 The Policeのオリジナル・アルバムの国内盤SACDはハイブリッドだったような記憶があるが、いずれにせよ国内盤・輸入盤ともに廃盤状態のためネットで高値で取引されている。
 私はSynchronicityのみ、03年発売の米国盤SACDを持っている。
 このSACDはシングル・レイヤーで2チャンネルのみの仕様である。
 そこには「25周年、オリジナル・マスター・テープから新たにデジタル・リマスター」のシールが貼ってあった。
 CDではロック系の曲のレンジが狭く、音の分離も悪いと感じていたので期待は大きかった。
 00年代前半に流行ったリマスターで、高音と低音を強調し、音圧を効かせて音が前に出てくるマスタリング。
 Every Breath You Take等のバラード系はまずまずだったのだが、本命のSynchronicity等のロック系は今ひとつで、全体的に騒々しく窮屈な印象を受けた。
 だから、その他のSACD購入を躊躇したのかもしれない。

 今回紹介する03年発売の英国盤SACDは、元々は86年発売のベストEvery Breath You Take:The Singlesが母体となっている。

Every Breath You Take: Singles
A&M
1990-10-25
Police

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 ↑これは問題ありのベストで、Don't Stand So Close to Me '86収録を売りとしたのはご愛嬌として、肝心なオリジナル・ヴァージョンが未収録だった。
 こんなのダメである。当然廃盤となった。

 95年にはDon't Stand So Close to Meをオリジナル・ヴァージョンに差し替え、'86ヴァージョンとMessage in a Bottleのリミックスをボーナス扱いとし、ジャケットとタイトルをEvery Breath You Take:The Classicsに変更して再発された。

ポリス・ザ・シングルス~見つめていたい[+2]
ポリドール
1995-10-08
ポリス

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 ↑日本盤CD。
 
 そして、本SACD発売となった訳だが、流れが悪すぎる。
 95年盤とジャケットも曲順も同じ…。
 音源をたどれば86年のマスターが元になっているかもしれない。
 SACD用にリマスターされたとしても、Synchronicityは今ひとつだったし…。
 音質が悪くても不思議ではない。
 でも、日本盤CDより安いので思い切って買ってみた。

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 ハイブリッド仕様(個人的にはシングル・レイヤーで良かった)。
 2チャンネル+マルチ・チャンネル!
 と言うことは、マルチ・チャンネル用にオリジナルのセッション・テープからリミックスされていることになる。
 ブックレットには歌詞が掲載されている(写真等はなし)。
 プロダクション・ノートによると、Message in a Bottleのリミックスのみ95年、それとサラウンド・ミックスの表示があった。最後に02年にマスタリングの表示があったが、これは米国盤SACDと同内容だ。
 やはり、これだけではよく分からない。

 とにかくRoxanneを試聴してみた。


 
 !!!!!

 2チャンネルのみの試聴だが、音が良い!
 聴きようによっては音と音の隙間が多い印象を受ける。
 でも、音の分離がよく、トリオ編成本来のシンプルな演奏が引き立つ。
 ゆったりした音に、妙にアナログっぽい柔らかさと厚みを感じる。
 重心が低く太いベースとバス・ドラム、切れのあるギターのカッティング、質感のあるヴォーカル。
 バランスがとにかく良く、厚みのある音に奥行きのある音場。
 大音量でも騒々しさはなく、迫力が増強される。
 どっぷりと音の風呂に浸かっているようで聴いていて気持ちがイイ。

 次に2枚のSACDに共通するSynchronicity収録の3曲を聴き比べた。
 最初に、あくまでも個人的な試聴上の感想であり、この感覚自体は結構曖昧だし、音の好みは十人十色であることを断っておきたい。
 恐らく02年にマスタリングされた同一の音源を使用しているはずなのだが、
 米国盤は高音と低音を強調、英国盤はバランス重視。
 米国盤は音が前面に出てきて、英国盤は奥行きがある。
 米国盤は明るくて騒々しい、英国盤は柔らかくて落ち着きがある。 
 普通はシングル・レイヤーの方が良い音がするはずなので不思議で仕方ない。
 それとも、私のオーディオ・システム固有の問題なのかな?

 先日Shm-SACDでSynchronicityが発売された。
 米国A&Mの03年マスター(作業は02年)が使用されているとのことだが、一体どんな音になっていることやら…。

シンクロニシティー
ユニバーサルインターナショナル
2010-06-30
ポリス

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 ↑値段が高過ぎるので、買うつもりはない。
 最近のリマスター技術の進歩はめざましいので、やり直したら面白そうだ。
 それなら買い直しても良い思う。
 アルバムSynchronicityの音質に関しては、未だに満足していないので…。 



 最後に以下の2枚のDVDが期間限定で廉価再発されるので、興味のある方はそちらもどうぞ!

HMVジャパン

 P.S. 1stアルバムOutlandos D'amour( アウトランドス・ダムール)のSACD-SHMのレビューはこちら。

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