Gary Lewis(ゲーリー・ルイス) Complete Liberty Singles(2CD)

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 数々のヒットを持ちながら最も過小評価されているバンドの1つGary & The Playboys。
 映画俳優Jerry Lewisの息子で、いわゆる親の七光で簡単にレコード・デビュー出来てしまい、かなり冷ややかな目で見られていたのは確かだ。



 ↑1:36より親子で登場。

 全てがお膳立てされていたという点で、ずるい、不公平、インチキなんて思われても仕方ないのだろうが、Top40に12曲もチャート・インさせたのは、親の七光では片付けられない立派な才能だと思う。



 初めて買った彼らのCDは90年発売のLegendary Masters Seriesであり、まだカタログから消えずに残っている。

Legendary Masters Series
EMI America
1990-03-16
Gary Lewis & the Playboys

ユーザレビュー:
キレイなバンドですね ...
アメリカン・ポップス ...
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 このCDのすごいところは、3トラックや4トラックのセッション・テープか2トラックのStereoマスターにまで遡り、リミックスされていること。だから、初Stereo化が3曲あり、ヴォーカルの定位を中央にリミックスもしくは左右からのダブル・トラックにする等のリアルStereo化が行われている。それに、冒頭に会話やカウントが付け加えていたり、エンディングが長かったりする。例えば、This Diamond RingやCount Me Inは従来のStereoではヴォーカルが右チャンネルからしか聞こえなかったが、前者は中央に定位、後者は左右にダブル・トラックでリミックスされている。
 こんなのオリジナルじゃないと批判される方もいるだろうが、個人的にはこういうの大歓迎!
 
 オリジナルStereoにこだわる人には、英Beat Goes Onから1stと2ndLPのStereo盤が2イン1で復刻されているので、そちらをどうぞ。シングル・カットされたThis Diamond RingとCount Me InとWithout A Word Of Warningが右からヴォーカルが聞こえるオリジナルStereoミックスで、その他の曲はリアルStereoで収録されている。

Diamonding / A Session With
Beat Goes On
2006-03-27
Gary Lewis & Playboys

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 尚、英Beat Goes Onからは3rd LP Everybody Loves A Clownと4th LP She's Just My StyleのStereo盤も2イン1で復刻されている。

 そして、最近Capitol系音源のコンプリート・MONOシングル集をシリーズ化している米Collectors' Choice Musicより、Jan & Dean、Tommy James & The Shondellsに続いて本CDが発売された。(その後、Jay & The Americansも発売)

Complete Liberty Singles
Universal
2009-05-26
Gary Lewis & the Playboys

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 とにかく、シングルAB面が全てそろうなんて!それもオリジナルMONOで!これぞ正真正銘のオリジナル・ミックス!!考えてみれば、手持ちCDにMONO音源は全く無かった。今まで無視されていたおかげでマスターの酷使が無かったせいか音質は秀逸。例えば、This Diamond Ringのドラムの躍動感、MONOなのに立体感というか奥行きが増した音場、バシッと中央に定位したヴォーカル。言うこと無し。ブックレットも力作で参考になったうえに、Everybody Loves A ClownとGreen Glassのジャケット写真が1ページ使ってデカイのもいい。オススメの1枚。

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