The Supremes (ザ・シュープリームス) More Hits By デラックス盤

HMVジャパン

 米国の通販専門レーベル Hip-O Selectから3rdアルバムMore Hits by The Supremesが2枚組のExpanded Editionで復刻された。
 これで企画アルバムを除くレギュラー・アルバムが1stから3rdまでがデラックス盤で出揃ったことになった。
 とにかくこのシリーズは、Mono盤とStereo盤はもちろんのこと、ライブ盤、別テイク、没テイクをCD2枚にてんこ盛りに収録している。
 それでは、既に発売されていた2セットを先に紹介しておこう。

 1stアルバム Meet The Supremes
 62年12月9日発売

Meet the Supremes
Hip-O Select
2010-05-18
Supremes

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 ↑全く売れなかったデビュー・アルバム。
 2ndアルバム Where Did Our Love Go
 64年8月31日発売 全米2位

Where Did Our Love Go? (40th Anniversary Edition)
Hip-O Select
2006-11-13
Supremes

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 ↑まだ、Hip-O Selectの専門サイトでしか入手できなかった頃の発売。
 2セットともマーケット・プレイス扱いになっているから既に廃盤か入手しづらい状況となっているようだ。

 続いて3rdアルバム前後の発売状況。

 Stop! In the Name of Love / I'm in Love Again
 65年2月8日発売 65年3月21日全米1位(2週連続)

The Supremes - Stop! In the Name of Love / I'm in Love Again



 The Supremesにとって4曲目の全米1位。
 In the name of King(God)で「王(神)の名に於いて~~」。

 Back in My Arms Again / Whisper You Love Me, Boy
 65年4月15日発売 65年6月12日全米1位
The Supremes - Back in My Arms Again / Whisper You Love Me, Boy



 5曲連続の全米1位獲得。
 個人的には代表曲Stop! In the Name of Loveの陰で印象が薄かったのだが、今回何度も聴き返して改めて曲の良さを認識。サビの部分がタマリマセン!

 Nothing but Heartaches / He Holds His Own
 65年7月16日発売 65年8月29日全米11位

The Supremes - Nothing but Heartaches / He Holds His Own



 この曲で連続1位の記録が5でストップしてしまったのだが、アルバムからの3曲目のシングル・カットでは仕方ないことかな。
 そもそも、連続記録は後から付いてくる「おまけ」みたいなもので、ビジネスである以上売って稼ぐのが目的であり、1位になりそうもないから、そこそこ売れそうな曲を放置することはあり得ない。
 また、1週間後にはLPが発売されたから、大ヒットシングル2枚とニュー・シングルを収録したそちらを選択した人も多かったと思う。
 いずれにせよ全米11位は立派な記録であり、しっかり儲けに貢献した。


 More Hits by The Supremes
 65年7月23日発売 全米6位 ↓

More Hits By the Supremes
Hip-O Select
2011-11-15
Supremes

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 ↑大ヒットしたシングルA面3曲とB面5曲を収録しているのだから、当然のこととして大ヒットした。

 Mono盤とStereo盤が併売されたが、今回のExpanded EditionにはDisc1にその両方と初登場のCoca ColaのCM曲のStereoミックスと既出のインタビューの別ヴァージョンが収録されている。尚、He Holds His OwnのStereo盤は初登場である。

 Disc2にはライブ、アーリー・テイク、別テイク、別ミックスが収録されており、26曲のうち19曲が初登場であり、これだけ収録してくれれば個人的には十分である。

 ジャケットはStereo盤を採用しているが、4面見開きで、個人的にはチマチマした紙ジャケットよりよっぽど良いと思う。 ブッックレットは2冊で、写真と情報満載の24ページのブックレットに、もう1冊は32ページの写真集。 

 肝心な音質であるが、とりあえず手持ちの音源を紹介しておこう。↓

40th Anniversary Box
Universal Import
2000-08-29
The Supremes

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 ↑00年Motown Recordから40周年を記念して発売された4枚組ボックスにライブCDが1枚追加された5枚組。
 重複しているのは以下の5曲
 19. Stop! In The Name Of Love (Alternate Version)
 20. Back In My Arms Again
 21. It's All Your Fault (Original Mix)
 22. Nothing But Heartaches
 23. Take Me Where You Go であるが、
 19と23はミックスが、21はヴァージョンが違うので、実際に重複するのは20と22(いずれもStereo盤)の2曲のみであるが、40周年記念盤だけあって音質は今聴いても良好である。


Gold
Motown
2005-04-26
Supremes

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 ↑05年発売の2枚組ベスト。Stereo盤が多数収録されていたので何となく購入したのだが、買ってビックリしたのは以下の3つのベストから重複がないように収録されていたことだ。

 Disc1には67年8月29日発売の2枚組Greatest Hits(全米1位)を丸ごと収録。↓ 

The Supremes - Greatest Hits

 Disc2には69年12月18日発売のGreatest Hits, Volume 3(全米31位)から9曲↓、

The Supremes - Greatest Hits, Volume 3

 そして、The TemptationsとのI'm Gonna Make You Love Meと
 78年6月30日発売のat Their Bestから10曲を収録。↓

The Supremes - The Supremes at Their Best

 Expanded Editionと共通するのはDisc1の以下の5曲(全てStereo盤)。
 3.Ask Any Girl
 6.Stop! In the Name of Love
 7.Back in My Arms Again
 9.Nothing But Heartaches
 14.Whisper You Love Me Boy
 クロノロジカルではないため録音年が前後するが、音質にばらつきがあまりなく、アルバム全体で均質な印象を受ける。だから、跳び抜けて音質が秀逸な曲はなく、良好なレベルで統一されており聴き易い。まあ、出る杭は打たれた感じもするが…。

 それでは、本題のExpanded Editionに話を移そう。
 丁寧にリマスターされており、Mono及びStereoとも音の分離は良くなり、音場が広がっただけではなく、迫力も増している。 何よりも音に磨きがかかり質感が向上している。
 一方で、曲ごとに音質差があるのは確かであり、マスター・テープの状態が良い曲はよりハイ・レベルに改善され、悪い曲は限界が露呈する結果となっており、アルバム全体で均質ではなく、多少デコボコした印象を受ける。

 経年劣化はどのマスター・テープにも影響を及ぼすが、録音した時期、場所、機材、使用した磁気テープの性能、録音方法、保管方法によって差が生じるのは必然である。
 また、倉庫で静かに保管される場合もあれば、人気曲であればあるほど復刻の度にマスター・テープが酷使されることになり、音質劣化がより進行する。
 普通の音量で聴くならともかく、私のように大音量で浴びるように聴くのが好きな者にとっては、結構はっきり分かってしまう。曲によっては音量を上げたり下げたりすることになってしまう。

 まあ、高音質の曲のレベルを落として低レベルの曲に合わせれば、均質で聴き易くなるのだろうが、そんなことは望んではいない。バラツキはあっても、それぞれのマスター・テープの最大限の実力を引き出してもらえれば本望である。常にアルバムを通して聴くとも限らないし、ほどほどの音量で聴くのなら全く問題ないし、聞き苦しさもないのでご安心を!
 それと、手持ちのオーディオ・システムによっても上限は決まってくるので、高級なコンポほどバラツキは顕著になることをお忘れなく。 

 最後にMotown Recordのシングル集を紹介しておこう。
 シリーズ全セットを持っているが、Vol.1以降は未開封なので音質は分からないが、同じくHip-O Selectからの発売なので似た傾向ではないかと推測される。私のは限定盤でシングル盤がボーナスで付属していた。↓ 

The Complete Motown Singles, Volume 5: 1965
Hip-O Select
2006-09-26
Various Artists

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