C'est Chic ! French Girl Singers Of The 1960s

HMVジャパン

 英国の復刻専門レーベルAce Recordsからフレンチ・ガールもののコンピレーションが発売された。
 C'est Chic ! French Girl Singers Of The 1960s
 この種の編集盤はある程度持っているので、今さら買うのもどうかと思った。
 でも、復刻に定評のあるAceの作品だし、フランス人でもなく、日本人でもなく、
 イギリス人が編集したらどうなるのか興味があった。
 それと、またしてもこのジャケットにやられてしまった。 
 黄色のワン・ピースのFrance Gall
 どうして買わずにおれようか!

 60年代の米・英・日でのGo-Go!(ゴー・ゴー)ブーム、
 仏で言うところのYe-Ye(イェー・イェー)ブーム。
 そのガール・シンガーの曲を24曲収録している。
 
 1. Le Coeur Au Bout Des Doigts / JACQULINE TAIEB
 2. Laisser Tomber Les Filles / FRANCE GALL



 3. Roller Girl / ANNA KARINA



 4. Je Suis Folle De Tant Taimer / ARLETTE ZOLA
 5. Ne Me Laisse Pas Laimer / BRIGITTE BARDOT



 6. Les Filles Cest Fait Pour Faire Lamour / CHAR LOTTE LESLIE
 7. Le Temps De La Rentr. / FRANCE GALL
 8. Ladorable Femme Des Neiges / CHRISTIE LAUME
 9. Je Ne Sais Pas Ce Que Je Veux / FRANCOISE HARDY
 10. Ce Soir Je Men Vais / JACQUELINE TAIEB
 11. Tu La Revois / RIA BARTOK
 12. Voila / FRANCOISE HARDY



 13. A Demain My Darling / MARIE LAFORET
 14. Cest La Mode / ANNIE PHILIPPE



 15. A La Fin Tu Gagneras / JOCELYNE
 16. Un Chagrin A Oublier / ALICE DONA
 17. Lamour Tourne En Rond / LOUISE CORDET
 18. Impatiente (Detre Seule Pour Pleurer) / LES GAM'S WITH ANNIE MARKAN
 19. A LA MEME HEURE / SHEILA
 20. Chaque Nuit / LES SURFS
 21. Les Non, A Tous Garcons / MICHELE TORR
 22. Donne Moi / PETULA CLARK
 23. Lete Reviendra / LES GAMS
 24. Il Suffit Dun Jour / LIZ BRADY

 聴いてみての印象は、
 日本でよくあるフレンチ・ポップとかシャンソンの編集とは少し違い、
 バラード系もあるが、基本的にはビートを効かせた曲が多い。
 それと、イギリスのヒット曲のフランス語カバーも収録されている。
 例えば、9はNirvanaのTiny Goddessの、
 11はThe Rockin' berriesのHe's In Townのフランス語カバーだ。



 逆にイギリスのPetula Clarkのフランス語曲の22を収録している。
 Petulaは多くのフランス語曲をフランス国内でヒットさせているが、
 この曲は2001年まで未発表だったもの。

 面白いのは米国ヒットのフランス語カバーは一切収録されていない。
 60年代中盤以降のThe Beatlesを筆頭としたBritish Invadion(英国の侵略)までは、イギリスもフランスも圧倒的に米国ヒットの輸入国であった。
 そのまま輸入されることもあるが、自国のアーティストが英語のままカバーしたり、非英語圏では自国語の歌詞を付けてカバーすることも多かった。
 だから、どの国にもイギリスのElvis Presleyとか、フランスのPaul Ankaとか、ドイツのConnie Francisとか、日本のNeil Sedakaみたいな歌手がいた。
 色んな国に冠にElvis Presleyを付けた歌手が並存したことになる。
 よって、自国の歌手で、もうElvisは間に合っていますということになる。
 オリジナルを差し置いて、日本人がフランス人カバーのElvisを聴きたいとか、
 ましてや、イギリス人がフランス人のカバーをわざわざ聴くとは思えない。

 フランス語の響きに特別な思いや、どんな感じか興味がある人にはこの編集盤がオススメ。↓

Salut Les Copains Vol.1
Universal
2010-05-27
Various

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 ↑59年から69年のフランスのラジオ時代のヒットを収録した4枚組編集盤。
 自国のヒットの他、米英からの輸入ヒットや、米英ヒットのフランス語カバーが100曲収録されている。
 未購入だが、フランスAmazonで全曲試聴出来るので試してみて!
 他にVol.2やPAL方式だがDVDも発売されている。
 日本でも再生可能なBlu-rayで発売されないかな…。 

 日本語カバーに興味がある人にはこれがオススメ↓。

ベスト・オールディーズ100
EMIミュージック・ジャパン
2006-09-06
オムニバス

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↑60年から63年の東芝音楽工業の洋楽日本語カバー・ヒットを収録した4枚組編集盤。
 米・英・欧のカバー全100曲を収録。
 音質は秀逸。
 日本語歌詞付き。
 ブックレットに前書きはあるけど、アーティストのプロフィール、録音データ、発売年、収録盤、オリジナル・ジャケット、チャート・アクション、原曲等の解説は一切ない。
 オリジナルを知らない曲もたくさんあるので、解説が無いのがとても残念。
 1曲目は中尾ミエのアイドルを探せ。↓ とても好感が持てる録音だ。




 話を元に戻そう。
 
Cest Chic: French Girl Singers of the 1960s
Ace Records UK
2010-11-02
Various Artists

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 ↑24ページのブックレットには、ジャケット写真等も豊富で、情報満載!
 音質については、曲ごとにかなりバラつきがあり、一部聴き苦しい曲も含まれる。
 しかし、平均点は軽く上回っており、日本の編集盤と違い選曲が多彩で面白いし、ブックレットも良質なので十分カバーしていると思う。
 そう意味では、さすがAceだとも言える。
 だから、Sylvie Vartanが1曲も収録されていなくても気にならない。



 ?????

 やっぱり気になる!
 やはりビッグ・ネームは単独で買うべきか…。
 フランスAmazonにSheilaの2枚と一緒にBoxを注文してしまった。↓

Vol. 1-Les Annees RCA
2010-10-26
Sylvie Vartan

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 ↑届いたらレビューさせていただきます。

 P.S. Boxのレビューはこちら。

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