Eagles(イーグルス) Hotel California SACD Hybrid 

HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム

 EaglesのHotel CaliforniaがSACDで復刻された。
 Eaglesは03年に旧譜がリマスター復刻されたので、大人買いしてオリジナル・アルバムは全て揃えたのだが、このアルバムだけは既に88年国内盤を持っていたので買わなかった。

ホテル・カリフォルニア
ワーナーミュージック・ジャパン
2005-12-21
イーグルス

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ホテル・カリフォルニア の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

 ↑現在カタログに残っている03年リマスター盤の廉価再発盤。

 買い直さなかったのは、ボーナス曲の追加がなかったし、特に音質に不満がなかったからだ。
 元々、85年頃、このアルバムの1stプレスCDは優秀録音と紹介されていた。
 もちろん現在の基準では音が緩い印象は受けるが…。

 もしも、SACDが発売されるなら買おうと思ったのだが、既にタイム・ワーナー・グループはDVD-Audio陣営だと聞いてガッカリした。↓

Hotel California
Elektra / Wea
2002-09-03
Eagles

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by Hotel California の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

 ↑5.1chサラウンドで、写真等の画像も収録されていたとのことだが、現在は廃盤で高値で取引されている。

 とは言え、とっくの昔に両陣営の争いはSACD側に軍配が上がっており、いつSACD化されるのかと待ちわびていたところ、何とSACD自体が風前の灯となってしまった。
 High Resolution Audioのネット配信がマニアの間で脚光を浴び始めたのだ。

 しかし、11年になって少し状況が変わってきた。
 ことピュア・オーディオの世界ではハイ・レゾ音源を聴くためには、
 それなりの設備投資が必要になること、
 ダウンロードにバカにならない時間を要すこと、
 保存にも相当の容量が必要となることが分ってきた。
 YouTubeのように簡単にダウンロードできる訳ではなかったのだ。
 だから、媒体としてのSACDに復権の兆しが見え始めたのだ。

 価格設定には大いに不満はあるが、ユニバーサルが孤軍奮闘でSACDで踏ん張ったのも後押しになったかも知れない。
 ひょっとすると日本のみのローカル・ブームかも知れないが、フィジカルにこだわりのある(と言うよりは、ネット配信について行けない)、団塊の世代を上手に土俵に引きずり込んだ。
 その結果、旧DVD-Audio陣営のEMIやWarnerがSACDに参入し始めたのだ。

ホテル・カリフォルニア(SACD/CDハイブリッド盤)
ワーナーミュージック・ジャパン
2011-08-17
イーグルス

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ホテル・カリフォルニア(SACD/CDハイブリッド盤) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

 ユニバーサルがシングル・レイヤーで2チャンネルに特化したのに対し、ワーナーはハイブリッドで2チャンネルとマルチ・チャンネル併用だ。
 前者はより音質重視とのことであるが、要するに余計なものをそぎ落としてシンプルにしただけのことだ。
 後者の方は、ハイブリッドの2層構造としたことで、光線の透過に負荷がかかり音質が落ちるとのことだ。
 音質的には前者が勝ることは理解できるが、こういうのを付加価値とは呼べない。
 だって、加えたのではなく、音質以外の魅力を引いたのだから…。
 別の言い方をすれば、コスト・カットしているのに何で4,500円?
 前者が3,200円で後者が4,500円の方がよっぽど整合性がある。
 あっ、そうそう、ユニバーサルの紙ジャケットは全く意味がないので、プラ・ケースで十分です。
 その分、安くして、とにかく3,000円以下になるよう努力すべきだ。
 ワーナーにはシングル・レイヤーで2チャンネルに特化すれば2,500円ぐらいになるのなら、音質も良くなるのでぜひ挑戦して欲しい。
 個人的には紙ジャケットとハイブリッドには全く価値を感じず、マルチ・チャンネルには少し興味がある程度なので、両者にはシンプルかつ音質重視で2,500円から3,000円の価格設定を期待したい。(わがままか?)

 最後に本SACDの音質であるが、素晴らしいの一言。
 もちろん、2チャンネルのみでの試聴である。
 解説・歌詞・対訳付きでこの音質なら、3,200円でも許せてしまう。
 88年盤と聴き比べするまでもない。
 「百聞は一見に如かず」ではなく「百文は一聴に如かず」である。
 18年待った甲斐があった。
 ぜひ自分の耳で確かめてみて!

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

面白い
ナイス

この記事へのコメント

とりごん
2011年09月14日 06:07
ユニバーサルが孤軍奮闘なのではなくエソテリックの成功を見て流れ込んできただけのヘタレですよ。よく調べましょう。
2011年09月14日 07:44
とりごんさん
コメントありがとうございます。
エソテリックですか、恥ずかしながら名前を知っている程度で、あまり馴染みがありませんでした。
オススメの盤がありましたら、ぜひ教えて下さい。
これを機にチャレンジしてみたいと思います。
shiki
2012年04月27日 20:35
ギターのあの長いイントロから、荒野の暗い道をヘッドライトで払いながら進んでいる、ちょっと倦んだ感じがあってと言えば、「そりゃ、おまえ、歌の出だしのオナウンタラハイウェイの『ハイウェイ』が耳にあるからだろ」と、ま、そうは思うのですが。
とにかく、イントロは暗い道のドライブシーンだとイメージはできて、12秒のあたりで、左から、ガラガラ蛇がシッポを鳴らす音が聞こえたら「ほら、荒野の道ってことは確定ね」、それで、20秒あたりで空高くで天気が変わる不穏な動きが音にされて、ああこのドライブはどうなるのかと思っていたら、52秒のところで、あのバスドラ(だと思う)の、ドンドン!が来る。あれは、どこかあやしいホテルカリフォルニアが建つ異境へと、地続きの道から主人公が移ってしまう、きっときっかけでしょう。
何と素晴らしい構成。イントロの長さには、ちゃんと意味がある。……なんて、歌は聴いた人のものだから、ちがうぜバカものがと責めるイーグルスファンが出てきても、ゆずる気なし。あんたにはあんたの、こっちにはこっちのホテルカリフォルニアがあるんですよって。
それにしても、ああSACD、いいなあ、ほしいなあ、手に入れてみようかなあ。「入れたら、ソフト代、高いんだよ」と、言われたりして、かなりなやましい。
2012年04月28日 10:56
shikiさん、こんにちわ。
shiki節、炸裂ですね。
shikiさんの印象はいいと思いますよ。
私の場合、夜ではなくて、夕方長い道のりを辿ってホテルに到着したら、そのホテル快適なんだけど、どこか違和感があったって感じ。要するに「私たちはどこかの時代で選択すべき道を間違えて、現在、こんな世の中になっちまった。もう後戻りできない、抜け出せない。」と自己否定しているようでもあり、逆に自己肯定しているようにも聴こえます。

この記事へのトラックバック