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zoom RSS Carly Simon (カーリー・サイモン) No Secrets 24 KT Gold

<<   作成日時 : 2011/08/21 21:03   >>

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HMVジャパン

 米国の復刻専門レーベルAudio FidelityからCarly SimonのアルバムNo Secretsが24カラットGold CDで復刻された。
 Carlyの代表作と言うよりは70年代の女性ヴォーカルの代表作の1枚だ。
 72年9月から10月にかけてロンドンTrident Studiosで録音され、11月に発売されるやチャートを駆け上り73年1月13日から5週連続で全米1位となった。

 基本的なパーソネルは以下のとおり。
 Carly Simon ヴォーカル、アコースティック・ギター、ピアノ
 Andy Newmark ドラムス
 Jimmy Ryan エレキ・ギター、アコースティック・ギター、ベース・ギター
 Klaus Voormann ベース・ギター
 Richard Perry プロデューサー
 
 時代を反映したようなノー・ブラジャーのジャケットもさることながら、参加している数多くのゲストに目を奪われる。
 Ray Cooper コンガ
 Jim Gordon ドラムス
 Nicky Hopkins ピアノ
 Jim Keltner ドラムス
 Lowell George スライド・ギター
 James Taylor バック・ヴォーカル
 Bonnie Bramlett バック・ヴォーカル 
 Bobby Keys テナー・サックス
 Linda McCartney バック・ヴォーカル
 Paul McCartney バック・ヴォーカル
 Doris Troy バック・ヴォーカル
 Mick Jagger バック・ヴォーカル
 Paul Buckmaster ストリング・アレンジ
 全員が同じ曲で共演した訳ではないが、そうそうたるミュージシャンが並んでいる。
 中でも72年12月2日に発売され73年1月6日から3週連続で全米1位となったYou're So Vain(うつろな愛)へのMick Jaggerの参加は有名だ。



 ↑当時の映像が残っていないなんて不思議だ。

 私は90年に米国で発売されたCDの日本盤を持っていたのだが、何となく音が悪いという印象を持っていた。

No Secrets
Elektra / Wea
1999-05-27
Carly Simon

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 ↑現在発売されている廉価再発の輸入盤。

 音質が悪い印象もあり、その他のアルバムが復刻されても見向きもしなかったのだが、唯一You're So Vainの音質改善を目当てに95年発売のBoxを手に入れた。

Clouds in My Coffee 1965-95
Arista
1996-01-05
Carly Simon

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 ↑私は日本盤を手に入れたのだが、既に廃盤で輸入盤なら今のところ入手可能だ。
 このボックスでもう1曲お目当てだったのは、このシングルだった。

 Let the River Run (Theme From 'Working Girl') / The Turn of the Tide

Carly Simon - Let the River Run (Theme From 'Working Girl') / The Turn of the Tide

 何とこのボックスのDisc1の1曲目に収録されていた。(B面も収録されている)
 89年4月15日全米49位止まりだったが、アカデミー主題歌賞を受賞する等チャート・アクション以上の注目を浴びていた。↓



 私自身このプロモーション・ビデオを見るのは今回が初めてだった。
 しかし、88年12月21日に全米で公開された映画Working Girlは後にビデオで見た。



 このボックスはTed Jensenによりニュー・ヨークでリマスターされており、音質は秀逸だった。


 もう1つ忘れてはならないのが06年に発売されたElektra Recordsの63年から73年の代表曲を5枚のCDに収録したボックス。

Forever Changing: The Golden Age of Elektra
Rhino / Wea
2006-11-14
Various Artists

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 ↑しっかりYou're So Vainが収録されているが、ナンバリング入りの限定盤のため既に廃盤状態。
 Elektraというレーベルに興味があったのもので、You're So Vain1曲のために買った訳ではないが、Asylum Recordsと合併する73年までの最盛期の10年に絞った編集は付属品を含めて素晴らしかった。
 4枚のCDに表ベスト的な代表曲が、5枚目のCDに裏ベスト的な有名曲が、合計117曲が収録されている。
 それとCD Romにレーベル設立者のJac HolzmanとGavan DawsがElektra Recordsについて記したFollow The Music全文と63年から73年のアルバム・ディスコグラフィが収録されている。
 96ページのハード・カバーのブックレット。
 2個のピン・バッジ。
 8枚のポスト・カード。
 4枚のアルバムのLPサイズ大のジャケット(表側だけのポスター)。
 米国のRhino Recordsではなく、Rhino UKの企画であるが、マスタリングはDan HerschとBill Inglotの黄金コンビがロサンゼルスで行っているので音質は秀逸だ。
  

 今回はLimited Numbered Edition(限定ナンバリング入り)で復刻されたのだが、やはり気になるのはリマスターによる音質改善だ。

No Secrets (24k Gold)
Audio Fidelity
2011-07-05
Carly Simon

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 何の問題もない今までの最高の音質である。
 リマスターはSteve HoffmanではなくKevin Gray。
 初めてこのアルバムを買う人がいたら、迷わずこのCDをオススメするだろう。
 それでは、既に持っている人の買い直しはどうか…。
 微妙である。
 劇的な改善とまでは言えないのだ。

 それではYou're So Vainで@90年盤、A95年盤、B06年盤、C11年盤の違いを説明してみよう。

 @は決して音質が悪いわけではないが、良質なMono録音のようだ。
 イントロやMick Jaggerのバック・ヴォーカルがダブル・トラックになるところやストリングスやギターのカッティングにStereo感はあるが、その他はほぼMonoのように感じられ、音がひとかたまりになって跳びだしてくる。
 音の分離は悪いのだが、迫力があって面白い。
 
 Aは初のリマスターにより、Stereo感がしっかり出ている。
 当然、音の分離はよくなっているし、音のバランスも整っていて聴き易い。

 BはRhinoらしい迫力のある音で、A以上に音圧を上げ、高音と低音を強調してメリハリを出している。
 2000年代前半に流行ったマスタリングで、今の基準では少し人工的な加工が施された感じがする。
 ヴォリュームを上げると、ちょっと騒々しい。

 CはAをベースに全ての音をブラッシュ・アップし、更にバランスを整えることで、輪郭がはっきりし厚みのある音像と自然で奥行きのある音場を実現している。ヴォリュームを上げても騒々しくなくてフワッと気持ち良い。

 この4つをベース・ギターの音で象徴的に表現すると、以下のとおりだ。
 @ボン、ボン(かたまり)
 Aドン、ドン(面)
 Bガン、ガン(めりはり、迫力)
 Cゴン、ゴン(芯もあるし、厚みもある音)
 ただし、リスニング環境や音の好みによって、どれが好きかは人それぞれだと思う。
 だから、@しか持ってない人がABCのどれかを買い直す価値はあると思うが、AかBを持っている人がCを買い直す価値があるかと言えば微妙だ。
 お金に余裕があるのなら、程度の差は微妙だが確実に音質は良くなっているので是非聴いてみて欲しい。
 もしかして、このCD、表示はないけど隠れHDCDなんてことはないよな…。

 ここで思い出されるのが01年発売のDVD-Audioだ。
 
No Secrets
Elektra / Wea
2001-11-24
Carly Simon

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 ↑発売当時は2チャンネルStereoしかないSACDに対抗し、積極的にマルチ・チャンネルを打ち出した。

 Elektra Recordsを傘下に置くWarner Music GroupがDVD-Audio陣営だったのだが、5年ほど前までは値段も安く、マルチ・チャンネルも高評価だった。
 LPでも4チャンネルStereo(Quadraphonic sound)盤が発売されており、どんな5.1チャンネルStereoになっているか、SACD派としては聴く機会が無く残念だった。

 ところがである。
 同じくDVD-Audio陣営だったEMIジャパンが英国EMIに特注でクラシックのSACDを発売した。
 そうこうしていたらワーナーミュージック・ジャパンが過去のDVD-AudioをSACDで復刻し始めたのだ。
 同じくElektra RecordsのThe Doorsの1stアルバムもラインナップされている。
 
ハートに火をつけて (SACD/CDハイブリッド盤)
ワーナーミュージック・ジャパン
2011-09-14
ザ・ドアーズ

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 ↑ユニバーサルの4,500円と比較して定価3,200円と値段設定も良心的だ。
 個人的にはハイブリッドは全く不要で、音質追求でシングル・レイヤーにして欲しかった。
 No SecretsがSACD化されたら速攻で買うつもりだ。

 あれ?
 今回のGOLD CDが深く重心の低い気持ち良い音でながれだしたぞ。
 どうしたことだ?
 You're So Vain以外の曲のことを忘れていたぞ。
 何たることか…。

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