Paul McCartney(ポール・マッカートニー) McCartney Ⅱ デラックス盤 その3

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 前回に続きMcCartney Ⅱのデラックス盤の3回目。
 今回はMcCartney ⅡのHigh Resolution Audioのネット配信についてと行きたいところだが、残念ながら我が家にはその環境がない。
 先日、名古屋のオーディオ店を覗いてみたのだが…。
 高い。
 たぶん20万~30万円の投資は必要になると思う。
 それと音楽誌によるとダウンロードに数時間を要するという情報も…。
 そんな情報量を考えると保存はどうするんだ?
 「何だこりゃー!」の世界である。
 ネットワーク・プレーヤーにD/Dコンバーターが内蔵もしくは外付けじゃないとダメ?
 よく分からない。
 買うには時期尚早というところか。
 これなら買って5年以上経ったCDプレーヤーを1グレード上に買い替えた方が良さそうだ。
 でも、CDプレーヤーを回転させて聴くよりも、一旦パソコンに非圧縮でリッピングして再生した方が良い音がするとか…。
 でも、とりあえずネットワーク・オーディオを導入し、将来ハイ・レゾ用に追加投資するのはご免こうむりたい。
 あ~、ますます分からない。
 当面はCDプレーヤーもアンプも壊れるまで今ので我慢しよう。 

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 ところで80年の発売当時、John Lennonもこのアルバムを聴いていたはずだし、当然、強く意識していたはずだ。
 70年以降2人はライバル関係で切磋琢磨していたことはご存知のとおり。
 中でも2人にとって転換点にあった以下のアルバムは特別だ。
 
 70年のThe Beatles解散後に発売された実質的なソロ・デビュー作での対決。

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 ↑70年4月17日発売(全米1位)

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 ↑70年12月10日発売。(全米6位)

 続いては、Paulは麻薬事件後なし崩し的にWingsの活動を停止して再びソロで、Johnは5年間のハウス・ハズバンド時代に終止符を打ち音楽界に復帰しての対決。

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 ↑80年5月16日発売。(全米3位)



 ↑80年11月17日発売。(全米1位)

 Johnが12月8日に亡くなったので、後半の2枚が並べて語られるのは少ないのだけど…。こんなことを妄想してみた。
 JohnはMcCartney Ⅱを聴いて、
 「ケッ!こんなもんか、麻薬事件以降Paulも落ち目だな!」
 「何だあのComing Upのビデオは!禁じ手のThe Beatlesかよ!」
 「俺がレゲエに目を付けたの対抗してテクノか…、Paulらしいな。」
 みたいなことを思ったのではなかろうか。

 一方、PaulもJohnの存命中にDouble Fantasyを聴いていたはずで、
 「半分Yokoかよ!」
 「マザコン・ファザコンのことは昔から知ってたけど、いつまでまま事やってるんだよ!」
 「McCartney Ⅱなんてほんのお遊びさ」
 「麻薬事件がホットなうちにちゃっかりビジネスで利用させてもらっただけ」
 「ほとぼりが冷めたら本気で勝負してやる!」
 みたいなことを思ったのではなかろうか。

 何かと対比させて語られることが多いし、2人ともそのことはわきまえていて、敢えて辛らつな言葉を発したりして対抗意識を前面に出していた。
 2人ともビジネスのことは分かっていたと思うし、マスコミが何に喰いついてくるか、ファンが何を望んでいるかも分かっていたと思う。
 それはThe Beatlesの再結成、でなければ2人のバトルだ。

 実際のところJohnとPaulは仲は良かったと思う。
 幼なじみだし、お互いに才能を認め合って一目置いた存在だった。
 Johnは取り巻き連中がPaulの悪口を言うことを決して許さなかったそうだ。
 Paulのことを悪く言っても良いのは自分だけだと明言している。
 再結成は叶わなかったが、バトルについてはマスコミやファンに対するサービスのように継続されることになった。
  
 もしも、Johnの死が無ければ、John & Yokoに対抗して、81年にPaul & Linda名義でアルバムRam Ⅱなんてのもあったかも知れない。
 Paulにとって半分お遊びのMcCartney Ⅱを超えるアルバムを作ることなんて容易だったはずだ。
 それが、Johnの死により一変することになり、その後のPaulの音楽に対する取り組み姿勢に少なからず影響を与えたと思う。
 実際のところPaulは2年近いブランクの後、82年3月29日発売のシングルEbony & Ivoryと82年4月26日アルバムTug Of Warで華々しい復活を遂げた。



 ??????????

 ワイド画面なのは良いが、映像の上部と下部を切り落としてないか?



 確かにカットされている。
 これってどうなの?
 一部情報を削除してまで、とにかくワイド画面にする必要があるのだろうか。
 昔、Stereoが普及して行く中で、Monoを電気的に変換して擬似Stereoを作っちゃったみたいな…。
 とにかくStereoでなければ時代遅れと言うStereo至上主義だ。
 結局、Back To Monoが巻き返し、擬似Stereoを耳にすることは少なくなった。
 音楽業界は同じ過ちを繰り返そうとしているのでは…。
 擬似ワイド画面とでも呼ぼうか…。
 Paulもその例外ではなく、泣けてきた。





 余談だが、ノーマル画面を左右に引き伸ばす手法もあるが、情報量は失われないものの、登場人物がメタボに見えるのはもっと悲惨だ。
 さすがにこの手法はオフィシャルでは目にしなくなったが、ネット配信では未だに目にする。



 あぁー、カワイソウなリンダ。横に引き伸ばされちゃって…。
 内容が良いので動画をアップしてくれたのは嬉しいが、76年の映像なのに10才は老けて見える。
 Linda Ronstdatに興味のある方はこちらをどうぞ。
  
 今回のデラックス盤ではノーマル画面でのリマスター収録を期待したが、同じく上下カットのワイド画面の流用だった。
 他に魅力的な映像が収録されているが、この2曲の擬似ワイド画面のせいでDVDがやけにショボク感じられてしまった。
 あ~、残念!

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