Go-Go's (ゴーゴーズ) Beauty And The Beat 30周年盤 その5

HMVジャパン

 前回に続きGo-Go'sの1stアルバムのデラックス盤beauty and the beat 30th anniversary editionの5回目。

 前回は2ndシングルWe Got the Beatの大ヒットまでをコメントした。
 
 米国シングル
 We Got the Beat / Can't Stop the World

Go-Go's - We Got the Beat / Can't Stop the World

 英国シングル
 We Got the Beat / Skidmarks on My Heart
 再録音ではあるが英国では2回目の発売でありチャート・インしなかった。

Go-Go's - We Got the Beat / Skidmarks on My Heart

 それでは今回発売されたデラックス盤について。

 1st LP Beauty And The Beat
 81年7月8日発売 I.R.S. Records SP 70021

HMVジャパン

 まずは包装のビニールに貼られていたシールにはこうある。

 30th Anniversary Edition
 Digitally remastered original album + Full previously unreleased concert recorded in 1981.

 Disc1はオリジナルどおりのアルバムのリマスター盤。
 87年の初CD化以来アルバム単位として初めてリマスターされた。
 ボーナス曲の追加はなし。
 気になるのは音質で、早速90年発売の日本盤CDと聴き比べしてみた。

 まず、デラックス盤を聴いた。
 全く問題なしで音質は秀逸だ。
 次に旧盤を聴いてみた。
 
 ?????

 意外に音が良い!
 ちょっと高音がシャカシャカして薄っぺらい感じがするが、
 逆に薄っぺらいおかげで聴き易い。
 ヴォリュームを上げてもストレスなくリラックスして聴ける。
 これなんじゃリマスターの意味がないじゃないか…。
 こんなはずはない!
 24年のデジタル技術の進歩があるのだから!

 もう一度デラックス盤を聴いてみた。
 音場の拡がりはあまり感じないが、音の密度が濃くなった感じがする。
 単純に音の分離が良くなったと言うよりは、それぞれの音の輪郭がはっきりしたと表現した方が適切だろう。
 音場が引き締まり、音像がクリアーになって迫力と音の厚みが増した。
 ヴォリュームをグンと上げると、それがより際立つ。
 旧盤の「シャカシャカ、ブワ~ン」に対し、デラックス盤は「ジャカジャカ、バーン」だ。

 ただし、手持ちのオーディオ・システムに左右されると思うし、
 個人の音の好みにもよると思う。
 実際のところ良い音だと思って聴いていたら、実は旧盤だったこともあった。
 要するに私の場合、一聴して分かるような劇的な変化はなかった。
 だから、既に旧盤を持っている人が買い直すかは微妙だが、フル・ヴォリュームでステージにかぶりつきのように聴きたい人や初めて買う人にはオススメだ。

 Disc2は81年8月20日ボストンのMetro Clubでのライブから17曲が収録されている。
 米国1stシングルがTop40に入ったのが81年10月24日だから、ロサンゼルスのバンドがボストンで大丈夫かと思った。
 ヒットもなく、プロモーション・ビデオも作られておらず、頼りなるのは音楽誌の広告とラジオ局のDJがエア・プレイしてくれるかにかかっていた。
 口コミに頼るにしてもインターネットもない時期に米国の西海岸と東海岸は距離が有り過ぎだ。本当に大丈夫か…。

 驚いたことに会場はかなりの盛り上がりだった。
 81年ではなく82年ではないかと疑いたくなるほどだ!
 やはり専門局にジャンル分けされている米国のラジオ事情にもよるのか、しっかりボストンでも認知されていたようだ。
 そう言う意味では、エア・プレイしてくれるDJの存在はかなり重要ということが理解できた。
 エア・プレイの権限を一手に握る米国のDJのステータスは日本の比ではないようだ。
 ヒット曲がまだ1曲もないのにこの盛り上がりだ。
 歓声をアフ・レコ(アフター・レコーディング)したとも思えない。
 本当の盛り上がりだと思う。

 それなりの下積みや渡英の成果のおかげか演奏内容は全く問題なし。
 コンサートが後半に進むほど、ドンドン引き込まれていく!
 スバラシイ!

 気になるのは音質だが、時代を考えれば全く問題ないレベル。
 一応Stereo録音だし、ヴォーカルと演奏の音の分離を考えるとオーディエンス録音ではなく、サウンドボード録音の良質なブートレッグCDを聴いているようだ。
 しっかりMCも録音されているし、映像が残っていないのが残念だ。
 全曲が今回初登場だ。

 もしも、過去にTotally Go-Go's としてビデオ発売された81年12月4日のロサンゼルスPalos Verdes High Schoolのライブ映像が収録されていたら完璧だった。
 なぜならば、今回のライブ音源とセット・リストがほぼ同一だからだ。
 違いはデラックス盤ではラストだったVacationが11曲目に来たことと、18曲目にThe Way You Danceが追加されたことだ。







































 このビデオ何とか再発して欲しいものだ。

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