Grant Green (グラント・グリーン) Green Street SACD

HMVジャパン


 Herbie HancockのMaiden Voyage(処女航海)がSACD化されたのだが、我が家では嫁さんからトランペット禁止令が出ているので、逆鱗に触れた場合に備えてもう1枚買ったのがこのGrant GreenのGreen Streetだった。
 ジャズ・ギタリストのSACDはWes MontgomeryのIncredible Jazz GuitarWes Montgomery Trioに続いて3枚目だ。
 私の場合ギターのアルバムとなると、どうしてもロックとかブルースが中心となってしまい、ジャズとかフュージョンとなると縁遠い存在であり、むしろクラシックの方が馴染みがある感じだ。
 たまたまSACDだったので数合わせか、本命のついでに買ったようなものだ。
 こういうきっかけでも無ければ、たぶん耳にすることは無かったと思う。
 これも御縁ということか…
 出会いなんてえてしてこういうものである。
 「私のお姉ちゃんの友達にいい人(女性)がいるんですけど…?」と誘われ、
 その友達ではなく、付き添いのお姉ちゃんと結婚しちゃった私みたいに…。

 あっ!脱線した。
 話を本題に戻そう。

 本作は61年Blue Noteから発売されたGrant Greenとって2枚目のリーダー・アルバム。
 録音は61年4月1日ニュー・ジャージー州のRudy Van Gelder Studio。
 パーソネルは、
 Grant Green – guitar
 Ben Tucker – bass
 Dave Bailey – drums
 Producer - Alfred Lion

Green Street
Apo
2010-05-11
Grant Green

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 ↑10年米国Analogue Productionsから発売されたハイブリッドSACD。
 元々左にギター、中央にウッド・ベース、右にドラムスの古典的な3点Stereoなので、音数が少ないこともあり、とにかく音の分離が良い。
 だから、音像もくっきり浮き上がるが、やはりギターがメインということもあり、ギターがステージ左側前方に定位するのに対し、ウッド・ベースとドラムスはステージ後方に定位してサポートしている感じだ。
 このギターのみ左前方に持ってきたミックスが絶妙なのだ!
 普通ならギターが中央に、左右にドラムスとウッド・ベースを振り分けて、横一列に定位させるのが一般的だ。
 例えば、ロックではあるがCream(Ginger Baker、Jack Bruce、Eric Clapton)みたいに横一列でけんかバトルのような。
 これがEric Clapton & The Creamだったら、たぶん違うんじゃないかな…。

 一方、本作の場合3人横一列も有りだと思うが、やはりGrant Greenのギターがメインなので、それなりの工夫が必要となる。
 本作は比率で言えば、ギターを左に50、中央にウッド・ベース25、右にドラムス25であり、ギターとウッド・ベースでは2対1、ギターとドラムスでは2対1、ギターとウッドベース+ドラムスは1対1である。
 音量でギターを他の楽器よりも強調しながら、敢えて左に持ってくることで中央と右を一体とすることで全体のバランスを取っている。
 もしも、ギターを中央前方、ウッド・ベースとドラムスを左右後方に振り分けたら…。
 左:中央:右=25:50:25となり、左+右=50でありバランスが取れているようだが、左と左に分断されるのでバランスが取れる訳ではなく、あくまでも1対2対1の構図しか成り立たないのだ。
 だから本作のミックスは流石としか言いようがない!

 それとSACDだから楽器それぞれの質感が素晴らしく非常に生々しい。
 音質的には十分満足できる内容だと思うので、残るは音楽的な好みの問題、要するに好きか嫌いかの問題があるだけだと思う。
 このアルバム、あなたにとってGood Music?、それともBad Music?
 独身に戻った気持ちになって、誰かをデートに誘うように、ドキドキしながら聴いてみてはいかがでしょうか。

 今回メインで購入したSACD。↓
 機会があったらレビューしたい。

Maiden Voyage
apo
2011-02-08
Herbie Hancock

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