Zombies(ゾンビーズ) Begin Here (Decca Mono 1964-67) #8

HMVジャパン


 前回に引き続きThe Zombiesの8回目。
 前回は02年英国Big Beat Recordsから発売された企画盤The Decca Stereo Anthologyをレビューしたが、それが同レーベルが97年から開始した一連のThe Zombies復刻の最後となった。

 今度は02年に米国Audio FidelityからGreatest Hitsが発売された。
 何とハイブリッドSACDでだ。

Greatest Hits
Audio Fidelity
2009-06-02
Zombies

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 収録曲は以下のとおり。

 1. She's Not There
 2. I Can't Make Up My Mind
 3. Tell Her No
 4. You Make Me Feel Good
 5. Kind Of Girl
 6. Leave Me Be
 7. Sometimes
 8. Don't Cry For Me
 9. It's Alright With Me
 10. I Don't Want To Know

 11. I Love You
 12. Nothing's Changed
 13. I Remember When I Loved Her
 14. Indication
 15. Just Out Of Reach
 16. What More Can I Do

 17. She Does Everything For Me
 18. Time Of The Season
 19. She's Not There (Single Version)
 20. Time Of The Season (Alternate Mix)
 赤字がオリジナルMono盤。
 18と20はCBS音源だが、ボーナスで付け加えられた感じで、基本的にはDecca音源のベストと考えた方が良い。
 ちょうど02年に英国でリミックスStereo盤が出たのに対し、12曲もオリジナル(?)Stereo盤が収録されているのがスゴイ!
 Mono回帰が主流となったことで、オリジナル(?)Stereo盤は逆にレアな存在になったからだ。

 当初は選曲が今ひとつの感じだと思った。
 やはり、SummertimeやWhenever You're Readyは収録して欲しかった。
 Amazonのレビューで同じことを書いているクーちゃんというのは私です。
 しかし、今回聴き直してみて考えが変わった。
 妙に統一感があって、流れが良いのである。
 こういう切り口もあるのかと今は気に入っている。
 オリジナル(?)Stereoに加えてMonoシングルも収録しているしね。
 おかげで、この2曲のテイクの違いが良く分かったよ。

 ここでチョット脇道にそれてI Love Youについて。
 英米ともに5thシングルWhenever You're ReadyのB面扱いだった。



 ↑だいぶ後になって発売されたStereo日本盤シングル。
 しかし、ヒットしたのはThe Zombiesのヴァージョンではなかった。
 B面だから当然か…。
 イヤ!、LuluのTo Sir With Love(いつも心に太陽を)もB面だった。

 日本ではザ・カーナビーツ(The Carnabeats)が「好きさ好きさ好きさ」の邦題で67年6月に発売し、デビュー曲ではあったが大ヒットさせている。
 日本語詞は蓮健児。 



 単独ベストもあるけど、色々収録されているこれが無難ではないでしょうか↓

青春歌年鑑 60年代総集編
EMIミュージック・ジャパン
2004-11-03
オムニバス

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 米国では68年2月PeopleがシングルSomebody Tell Me My NameのB面として発売し、6月22日14位の大ヒットとなった。↓



 こちらもシングルB面だったとは驚きだ。
 単独CDは見当たらないので、日本盤のコンピレーションがオススメだが、残念ながら私の持っているCDは既に廃盤。↓

僕たちの洋楽ヒット Vol.2 1967~68
ワーナーミュージック・ジャパン
2002-10-09
オムニバス

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 ↑Amazonのレビューを参考にして。クーちゃんてのが私です。

 それでは肝心な音質に話を移そう。
 このSACDは素晴らしいです。
 マスタリングはSteve Hoffmanであり、悪いはずがない。
 SACDなので当然音の密度は濃く、質感は向上している。
 音の分離も良く、特に豊かな低音も気持ち良い。
 音場も拡がりフワッと包み込まれる様で、圧迫感がない。
 ここで気が付いたのが、オリジナル(?)Stereoと(?)を付けてさんざんバカにしたStereo盤が以外と悪くないということだ。
 オリジナル・メンバーやスタッフが関わっていない適当なStereoミックスと繰り返してきたが、それは事実としても、実際に作業に当たった人もプロであり、短時間ではあったもののそれなりの仕事をしていたことが分かった。
 問題のShe's Not Thereはドラムスのオーバー・ダビングがないStereo盤とシングルと同じMono盤の両方を収録しているのも気が利いている。
 尚、CBS音源の2曲は悪くはないがオマケなので、そのつもりで…。

  続きは次回で…。

Begin Here: Complete Decca Mono Recordings
Repertoire
2011-02-15
Zombies

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