George Michael (ジョージ・マイケル) Faith(フェイス) 2CD + 1DVD

HMVジャパン

 George Michael(ジョージ・マイケル)のFaithのデラックス盤が発売された。
 昨年秋に日本のAmazonで予約したのだが、その時は予約特価1,050円だった。
 あまりの安さに予約後に確認した、「本当に2CD+1DVDか?」と…。
 「間違いなく2CD+1DVDです。」との回答があった。
 絶対間違いだろうと思った。
 そのうち発売が延期になったとかでキャンセルされるに違いないと…。

 本当に大麻吸引による実刑判決により発売中止となり、一方的にキャンセルされてしまった。
 原因が大麻とは想定外だったし、日本でなら数年は公式活動は自粛となる。
 発売元はSonyだし、この企画はお蔵入りだとあきらめた。

 その後しばらくして予約が復活した。
 海外のドラッグへの寛容さには驚いた。
 当然値段は跳ね上がった。
 
Faith
Sony Legacy
2011-02-08
George Michael

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 ↑輸入盤。3倍はちょっとキツイよね。
 英国のAmazonに注文しようと思ったのだが、いつも問題になるのはDVDだ。
 PAL方式なら日本のプレーヤーでは再生出来ない。
 米国と同じNTSC方式じゃないとダメだ。
 でも、次にリージョン・コードの問題だ。
 英国は日本と同じリージョン2、米国はリージョン1。

 最悪パソコンで再生出来るので、ダメ元で英国に注文した。
 値段は日本円1,948円。(円建て固定相場を選択)
 結果はNTSC方式・リージョン0のDVDが届いた。



 これで「英国に注文したDVD付CDで、PAL方式で困ったことは1度も無い」という記録は継続することとなった。ラッキー!

 肝心な音質についてだが、Amazonのレビューではけちょんけちょんにけなされている。
 個人的な感想だが、音質は秀逸だと思う。
 何か問題があるだろうか?
 ブラスを中心とした高音の抜けの良さ、ゴリゴリ芯のあるベースや豊かな低音、ヴォーカルを始め質感のある中音域、音の分離も良く音像はくっきり、音場は広くゆったりし、音に厚みもある。
 あー気持ちいイイ!
 十分満足できる音質であり、これで良いんじゃないの?
 いつもなら旧盤と聴き比べするのだが、その気さえ起こらない。
 私が持っているのは87年発売の初CDだから、ちょっと対象が古過ぎるし…。
 Amazonでの批判は、この間に再発されたCDの音質が秀逸だったから、今回のリマスターにはあまり改善がなかったということなのかな?
 それなら、今まで買い直さずに我慢して良かったと言うのが素直な感想だ。
 これ以上の音質を求めるのなら、SACDかハイ・レゾによるネット配信しかないんじゃないかな?

 あと、ボーナス扱いのDisc2だが、あくまでもおまけと考えるべきだ。
 やはり、12インチ等あるものは全部詰め込んで欲しかったと思う。



 次に画質だが、たとえ業務用機材で撮影されたとしても80年代のビデオ映像なんて、がんばってもこんなものだろうと思う。
 膨大な時間と莫大な資金を投入すれば、改善も見込めるのだろうけど、経済合理性を考えれば無理な話だ。
 メーカーをあまりいじめてもね…。
 10万円の値段で1万セットも売れるなんて考えられない。
 DVDはおまけ(ボーナス)考えれば、2,000円弱は安いと思う。
 少なくとも本家英国では、その程度の値段設定で販売されている。
 ちょっと残念なのは、字幕に仏、独、伊、西しかないこと。
 せめて英語の字幕が付いていれば、高い日本盤の価値は半減したのにな…。
 尚、約100分収録されているうち、テレビ番組とドキュメンタリーの2本はビデオ・クリップ7本より画質が1から2ランク落ちる。
 ビデオ・クリップの音質はリマスター音源が採用されており、とても良い音だ。
 2チャンネルとサラウンドがあるようだが、我が家はサラウンド環境にないのでよく分からない。

フェイス(デラックス・コレクターズ・エディション)(DVD付)
SMJ
2011-02-23
ジョージ・マイケル

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 ↑日本盤。
 
 欲を言えば、せっかくSonyとBMGが提携したのだからAretha Franklinとのこのデュエットは収録して欲しかった。

 I Knew You Were Waiting (For Me)
 87年4月18日から1位(2週)



 これぐらいやらないと提携したい意味がないよね。

 最後にLPも収録した超デラックス盤も発売されている。↓

HMVジャパン

 87年時点でアナログの技術は成熟していたのに対し、デジタルは未だ発展段階だった。
 もしも、このアルバムがアナログ録音されていたのなら、恐らく圧倒的にLPレコードの方が音が良かったと思う。
 もちろん、LPの場合はある程度高級なオーディオで聴くのが前提だ。
 しかし、このアルバムはデジタル録音されている。
 これって、どうなんだろうね?
 データの劣化は理論上ないんだろうけど、逆に音作りの点で融通は利かなかったと思う。
 個人的には未熟なデジタル技術で製作されたこの世紀の大ヒット・アルバムを、最新のデジタル技術を駆使して復刻して欲しかった。
 音を加えたり、差し替えたりするのでなければ、問題ないと思うのだが…。
 だからこそ、LPなどではなくSACDで出して欲しかったよ、ソニーさん。
 ユニバーサルがやっている国内保存のアナログマスターからのDSDマスタリングによるSACDって、デジタル録音の場合どうなるんだろう?
 薄っぺらい音は、薄っぺらいままなのだろうか?
 ピコピコ、シャカシャカした音の質感って、改善できるのだろうか?
 最近のマスタリング技術の進歩を考えると、昔はデジタルでは困難だったイコライジング等により何とかできそうな感じもするのだが…。
 80年代のデジタル録音の復刻って、本当はかなり手を加える必要があると思う。
 劣化していくアナログ・データと初期のデジタル・データ。
 どちらも厄介だ…。
 やはり、デジタル時代になっても職人技は必要なようだ。

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