The Cowsills (ザ・カウシルズ) The Cowsills 1st LP その2

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 前回に引き続いてThe Cowsillsの2回目。
 09年から英国の再発専門レーベルCherry Red Records系列のNow SoundsからTheCowsillsのオリジナル・アルバムの再発が始まっており、今回からそのCDについてレビューして行きたい。

 1st LPをレビューする前に、その前後のリリース状況を整理しておこう。

 1stシングル All I Really Want To Be Is Me / And The Next Day Too
 (JODA J-103 65年発売)


 2ndシングル Most Of All / Siamese Cat
 (Philips 40382 66年7月全米118位)

The Cowsills - Most of All

 

 3rdシングル Party Girl / What's It Gonna Be Like
 (Philips 40406 66年発売)

 4thシングル A Most Perculiar Man / Could It Be, Let Me Know
 (Philips 40437 67年発売)

 Philipsからの3枚6曲は後にLincoln Park ZooのシングルIf You Gotta Go, Go Now / Love Theme Haight Street(Mercury 72708 67年発売)を加え10曲の編集盤として発売されている。

 The Cowsills Plus the Lincoln Park Zoo(Mercury Wing SRW 16354 68年発売)
 
The Cowsills / Lincoln Park Zoo - The Cowsills plus the Lincoln Park Zoo

 5thシングル The Rain, The Park and Other Things / River Blue
 (MGM 13810 67年発売)
 67年 9月30日 Top100で90位に初エントリー
 67年10月21日 Top40で35位
 67年11月 4日 Top10で9位
 67年11月25日 Top3で3位   
 67年12月 2日 最高2位 (2週連続)

 1位を阻んだのは前週の5位から12月2日に一挙に1位(4週連続)に躍り出たThe MonkeesのDaydream Believer。

 

 本作を収録した5thアルバムBirds Bees & The Monkees(68年3位)は世界的に廃盤状態だが、09年米国Rhino Handmade Recordsより3枚組のデラックス盤が発売されている。 

 また、この週3位だったのは前週の1位より転落したStrawberry Alarm ClockのIncense And Peppermints。



 この曲、特に良いとは思ってなかったけど、97年公開の映画Austin Powersで使用されており、その魅力に初めて気が付いた。

 

 公開初日に名古屋まで婚約中だった嫁さんとのデートで見に行ったけど、日本ではブレイク前だったので観客は20人ほどだった。
 この曲はオープニングで使用されており、一発でノック・アウトだった。
 婚約者も気に入ってくれたようだが、特にバート・バカラックが良いと言っていた。

Austin Powers: Original Soundtrack
Hollywood Records
1999-11-09

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 ↑Incense And Peppermints収録の映画のサウンドトラック。

 その時は、無理に私に話を合わせてくれる優しい人だと思った。
 よく知らなかったとはいえ、普通デートでこんな映画を選ぶか?(明確に好みの分かれる世界一お下品でおバカな映画)
 この元婚約者は最近では腹が立つと私の太ももに跳び蹴りするようになった(本気ではないが…)。
 グルーヴィーでシャガデリックな結婚生活!
 冷静に考えれば、嫁さんがこの映画に拒否反応を示さなかった時点で結婚を考え直すべきだった。
 その時は、相性バッチリだと思って、続編も続々編も見に行った。
 99年10月にロンドンを旅行した時、なぜか頭に浮かんだのはこの曲だった。
 その時ペアで着ていった色違いのMont-bellのマウンテン・パーカーは未だに現役だ。(物持ちが良いのか、元々品質が良かったのか)
 普通はこの曲で、こんなに盛り上がらないので、これぐらいにしておこう。

Anthology
One Way Records Inc
1993-06-30
Strawberry Alarm Clock

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 ↑93年米国One Way Records発売の18曲入りのベストだが、92年英国Ace records発売の13曲入りベストStrawberries Mean Loveと同様に既に廃盤状態。
 95年には1stアルバムIncense & Peppermints(67年11位) が復刻されており、今でもかなり廉価で入手可能だ。

Incense & Peppermints
Mca Special Products
1995-01-01
Strawberry Alarm Clock

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 尚、05年には米国Collectors' Choice Musicよりカタログに残っている1stを除く2nd、3rd、4thアルバムが復刻されているが、現在は入手しづらい状況。(私はこの3枚を直接CCMから買ったが未開封。聴かねば…)

 続いてこの週4位だったのは前週の2位(その前の週まで5週連続1位)からランク・ダウンしたLuluのTo Sir With Love(いつも心に太陽を)だった。

  

 ↑同名の映画の主題歌であり、Lulu自身も出演している。
 この曲に対するプロデューサーMickie Mostとの評価は低く、シングルB面扱いだったものが米国のラジオから火がつき大ヒットした。

 04年発売のMickie Most時代の録音を完全収録した2枚組。↓ 

Complete Mickie Most Recordings: To Sir
Emd Int'l
2004-11-25
Lulu

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 2枚組がMostのオリジナル・ミックスを秀逸な音質で全曲収録したのに対し、03年米国Taragon RecordsよりリミックスによるリアルStereo・ヴァージョンのTo Sir With Loveを収録したベストが発売されている。↓

To Sir With Love: The Best of 1967-1968
Taragon
2003-04-01
Lulu

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 ↑最高に気持ち良い音質だが、廃盤状態だ。
 2枚ともAmazonのレビューを参考にして!(クーちゃんというのが私です。)

 67年12月16日には、2位から5位にランク・ダウン。
 追い抜いたのは以下の3曲だ。
 2位 Gladys Knight & The PipsのI Heard It Through The Grapevine
 3位 The BeatlesのHello Goodbye
 4位 Smokey Robinson & The MiraclesのI Second That Emotion

 そして、The Monkeesに替わって12月30日から3週連続で1位となったのは…  The BeatlesのHello Goodbyeだった。



 09年発売のリマスター・Stereo盤Magical Mystery Tour。↓

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↑発売と同時にBoxで手に入れたのだが、実はまだ聴いていない。
 同時に買ったMono BoxもアルバムRubber Soulだけは100回以上聴いたが、Helpを4回、Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandを2回、Revolverを1回聴いただけで、本作は今回初めて聴いた。
 このMono盤、最高に良い音質だ。
 Side2の1曲目Hello Goodbyeから2曲目Strawberry Fields Foreverで気持ち良くて気が遠くなった。
 ヤバイね!これは…。
 復刻スタッフは良い仕事をしてくれたと思う。ありがとう。
 これで当分の間Stereo盤は聴く必要も無いかな… 

 可愛そうなのはThe Cowsills。
 でも、この顔ぶれじゃ仕方ないよね。
 せめて、The Monkeesが1週遅ければ…。
 
 それでは本題に戻ろう。

 1st LP The Cowsills (MGM E 4498/SE 4498 67年11月発売 全米31位)

前回書いたとおり既にRazor & Tieが復刻したCDを持っていたので、09年に復刻された際には購入を見送った。
 ところがである、今回アルバムOn My Sideをレビューしようとして、何気なくチェックしていて気が付いた。

 ????  Mono

 Mono  !!!!
 
 MGM E 4498ということか…、買わねば! 意外と安いし…。

Cowsills
Cherry Red
2009-10-26
The Cowsills

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 ↑このCD、スゴイわ!24ページのフル・カラーのブックレットは情報満載で写真も豊富だ。
 何とPhilipsからのシングル3枚6曲が全曲ボーナスとして収録されている。
 また、5thシングルのAB面もMonoシングルで収録されている。(Mono LPとの違いははっきり言って分からない)
 
 肝心な音質であるが、全ての音源がオリジナル・マスターからリマスターされており秀逸。
 その後のStereo化への流れもあり、Mono盤マスターは酷使を免れたようだ。
 ただし、ごく一部で劣化が認められる他、3rdシングルの音質が1ランク落ちる。
 Mono盤特有のエネルギー感があり、特にベースがブルンブルンうなるのがスゴイ。
 気持ち良い。バランスも良く、安心して聴くことができる。
 こんな良い音を聴いてしまうと、Stereo盤も最新の技術でバランスを整えて再発して欲しいものだ。
 やはり、Stereo盤の音場の拡がりとスリリングなミックスは捨て難いものがあるので、Mono盤と同レベルで復刻されるのなら買い直しても良いと思う。
 ユニバーサルさん、Stereo盤のSACD-Shm化を検討してもらえませんか?

 続きは次回で…。

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