Bob Dylan (ボブ・ディラン) Original Mono Recordings その2

 前回に引き続いてボブ・ディランのモノ・ボックスの2回目。
 前回Highway 61 Revisited(追憶のハイウェイ61)についてレビューしたのだが、サイトや画像を貼り付け過ぎたため1回の字数制限の20,000字を超過してしまった。
 このため、文章をかなり削除せざるを得ず、言葉足らずとなってしまい、誤解を生む可能性があるので追加で補足・訂正したい。

Original Mono Recordings
Sony Legacy
2010-10-19
Bob Dylan

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 ↑輸入盤。
 まず、前回の最後のコメントを再度記載すると、
 あくまでも本アルバム単独の評価ではあるが、Stereo盤の丁寧なミックスを考えると、Stereo盤に重点が置かれていたと思われる。
 よって、元々のStereo盤の内容が良かったこともあり、Mono盤Rubber Soulのようなマジックは本作には感じられなかった。

 以上を以下のとおり補足・訂正する。 
 あくまでも本アルバム単独の評価ではあるが、Stereo盤の丁寧なミックスを考えると、Stereo盤にもMono盤と同等な重点が置かれていたと思われる。
 よって、元々のStereo盤Highway 61 Revisitedミックス内容が良かったこともあり、Mono盤Rubber Soulを初めて聴いた時のようなマジックは本作Mono盤Highway 61 Revisitedを聴いた時には感じられなかった。


Highway 61 Revisited (Hybr)
Sony
2003-09-23
Bob Dylan

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 ↑03年発売 米国盤ハイブリッドSACD。

 面白いものでMono盤を聴いた後にStereo盤を聴くと、Stereo盤の迫力に圧倒されてしまうのだが、Stereo盤の後にMono盤を聴くとなかなかの味わいがある。
 ところで、ボックスの裏書にこう書いてある。
 60年代Monoは音楽録音の主要なフォーマットだった。あなたがラジオやテレビやレコード・プレーヤーで聴いていたのはMonoだった。
 従って、録音スタジオではほとんどのミュージシャンがMonoミックスに狙いを定めており、Stereoは付け足し程度だった。
 Dylanも元々はMonoで作っていた。
 1つのスピーカー、1つの声、1つの音の原動力。

 ??? !!! 

 確かに1つのスピーカーでの再生を想定していたはずだ。
 実際、昔は1つのスピーカーで聴いていたし…。
 2本のスピーカーでもしっかりセッティングすれば、Monoは2本のスピーカーの間に音場が広がり、中央にビシッと音像が定位する。
 でも、試しに1本のスピーカーで試聴してみることにした。

 !!!
 
 これまた不思議なことが起こった。
 変な圧迫感が無くなって、音場に広がりが出てスッキリした。
 でも、音は細くならず、音色は豊かで、高音と低音のバランスも改善。 
 とび出す絵本みたいに音がポンポンとび出てきて奥行きも感じる。
 これは面白い!楽しい!

 我が家のフロアーリングの床と部屋の形状の影響が大きいと思うのだが、音源が1ヵ所になったことで定位がハッキリしたことと、フラッター・エコー(定在波)が軽減したのだと思う。
 今回、3ウェイ4スピーカー(トール・ボーイ型でウーファー2個)で聴いたのだが、高級なフル・レンジの1ウェイ・1スピーカーで聴いたらどうなるのか興味深々だ。
 それと、2本のスピーカーのセッティングを調整する必要が有りそうだ。

   
ボブ・ディラン・モノ・ボックス
SMJ
2010-11-10
ボブ・ディラン

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 ↑国内盤。

  次回に続く…。

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この記事へのコメント

shiki
2011年08月02日 09:00
こんにちわ、はじめまして。
音無知な物でも、とても面白く読ませていただきました。まずは、お礼を。
さて、本アルバムのlike a rollingstone.私は最初に聴いたのが父のアナログ盤で、「オルガン、かっけー」で好きになりました。その後、CDで聴いていたのですが、オルガンの音が妙に奥に引っ込んでいて、もどかしい。こんなんじゃなかった、こんなに奥歯に物のはさまった音じゃなかった、と、ずっと今でも、不満です。もちろんオーディオの環境もあるのでしょうね。自分の耳じゃ高いの意味ないや、みたいで、全部で10万の予算組み。そのせいもあるのかと、ちょっとそこは不安ですが、お書きになられていたことを読んで、「さ、じゃあ、財布に泣いてもらおうかね」と買う決意となりました。
あと、ディランは「いろんな音がごちゃごちゃで一つになって聴こえるのがいいんだ」と、どこかで発言してたらしいのは、父からの受け売り。また当時のミキサー達は、録音が終わったらその場でカセットテープに落として、わざわざラジカセでチェックしていたとか。リスナーがラジオで聴いたら、どう聴こえるかのテストとして。こう書いたけれど、もうご存知のような気がする。
ともあれ、楽しい記事でした。もう一度、ありがとうございます。
2011年08月03日 22:05
shikiさん
こんにちわ。
自分の文章を読み返して、そのヘタクソさに申し訳なく感じます。
10万円の予算とのことですが、全然問題無しですよ。
始めから何百万円もするようなシステムを買い揃えるよりも、ちょっとずつグレード・アップしていくのがオーディオの醍醐味です。
音楽が好きなのか?
それとも機械が好きなのか?
と聞かれれば、やはり音楽ですよね。
これから新しい音にどんどんめぐり会うであろうあなたのことを思うとうらやましいです。
オーディオ・マニアと呼ばれる人種(枯葉マーク)が、二度と味わうことの出来ない、エキサイティングでデインジャラスな体験を若葉マークのあなたはしようとしているのです。
でも、オーディオは天国のようでもあり、底なしの地獄でもあるので気をつけて!
shiki
2011年08月06日 19:07
買いましたのご報告!
こちらを読んでいなければ買わなかったかも、しれないので、お礼です。
聴きましたの感想…。
「追憶の~」に関しては、like a~のオルガン音が、ステレオのもどかしさがなくモノの勝ち。でも全体を通せばステレオの勝ち。ラスト曲、リリカルなギターフレーズがモノは死んでます(ただし、私のオーディオ環境では)。後半にいくほど、リリカルなトーンで一定の温度をたもちながら、ディランの歌唱が逆にどんどん熱を帯びてくる。結果の大感動が薄くなってしまいました。え、これで終わり?みたいな。
あと、本盤の曲には、音のいい・悪いの話以前にステレオの「あれ(ミックスといっていいのかな)」が合っていると思いました。過激で、刺激的で、尖っていて、それがモノのフォーマットに合うと思えませんでした。
ブロンド・オン・ブロンドは圧倒的にモノの方がよかった。ディランは「水銀のようなサウンド」といいましたが、その言葉はステレオ盤をさしているのではないでしょうか。私のプア・オーディオでは、水銀サウンドは感じられませんでした。いやもそれは耳がプアなんだよといわれたら、困るけど。
2011年08月07日 09:29
shikiさん
MONOボックス買ったそうですね。
私も刺激されてSlow Train Comingの国内盤ハイブリッドSACDを注文してしまいました。
なぜかこのSACDは国内盤も輸入盤も廃盤となっており、ず~っと狙っていたものです。
マーケット・プレイスで高値で取引されていたのですが、中古盤だけど2,740円だったので(定価より220円高いだけ)、これもご縁と注文しちゃいました。
shiki
2011年08月25日 20:49
さて、前言撤回。
highway61は、ステレオがいい。
というのも、私のアンプ、source というツマミがあって、toneとdirectに切り替えられるようになっています。toneは、私が設定しているbass12時/treble2時半の音で聴けるものらしく、「自分の好きな音で聴くんだぜ」と疑いなくtoneにしていたのですが、昨日、ひょいとdirectにして目が点というか、耳も点。like a~の、あんなに奥へ引っ込んでいて、鳴ると同時に、破れた袋から漏れていくような頼りないオルガン音が、なんともまあ重心どっしりと届いてきたのです。directって、ダイレクトのことですよね、CDプレーヤーから、まんまでお届しますって、ことですよね。いままでbassとtrebleの絶妙ポジション探しの旅はなんだったのでしょうか、とがっくり。toneで聴くと、ボーカルが、確かに一歩前へ!みたいになって、directではそれが一歩後ろの感じなのですが、聴けば聴くほど、toneの自分設定が人工的な感じ。でも待てよ、と。つーことは、directで聴くなら、CDプレーヤーが、いまの80年代SANSUIチープものだとダメってことか、ガッツ入れて、もっとちゃんとしないといけないのか、と、またがっくり。
はあ、みなさん、音の強者様たちの、苦労がしのばれる…という愚痴でした。
2011年08月25日 21:13
shikiさん
こんばんは。
私がオーディオにはまった80年代後半はアンプの性能がそれほどではなく、余分な回路をジャンプするDirectが脚光を浴びました。
私も未だにToneを使用するのは抵抗があります。
ただし、最近はアンプの性能も良くなり、部屋の環境に合わせて積極的にToneを使用するのが主流のようです。
たまにToneを利用しますが、私の場合Bassは1時、Trebleは10時です。
部屋の環境のせいか高音がキツイのです。
Miles Davisのトランペットに嫁さんが発狂するので仕方なくそうしています。
音量は小さめです…。(涙)
shiki
2011年08月25日 22:42
ありがとうございます。
「いい音で聴きたいけど、わからない子、集まれ」のコーナーみたいになって、すみません。directのことわかりました、そうだったんですね。

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