Bob Dylan (ボブ・ディラン) Original Mono Recordings その9

 前回に引き続いてボブ・ディランのモノ・ボックスの9回目で最終回。
 前回のThe Freewheelin' Bob Dylanに続き、今回もまた1つ遡ってデビュー・アルバムBob Dylan について。
 
Original Mono Recordings
Sony Legacy
2010-10-19
Bob Dylan

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 ↑輸入盤。

 62年3月19日発売
 録音 ニューヨーク Columbia Recording Studios
 録音は61年11月20日と22日

 推計では当初5,000枚ほどしか売れなかったこのアルバム。
 これが名盤かどうかは別として、私は非常に衝撃を受けた。
 これってフォーク・アルバムなの?
 この激しさは一体何なんだ?
 この泥臭さは何なんだ?

 一般的な日本人がイメージするフォークとかなり違うと思う。
 清く、正しく、美しくみたいな…。
 日本にも歌詞の内容が過激なものは多いと思うが、私の知識が浅いのか、サウンド自体が激しいものはあまり無いと思う。

 Bobのサウンド、激し過ぎる。
 1曲弾き終わると、弦が切れてるんじゃないの?
 アコースティック・ギターでここまでやるか。
 フラメンコ・ギターの激しさとは違うロック的なストローク。

 そうだ、簡単に表現すれば、これはロック的だ。(ロックではない。)
 チャン、チャン、チャカチャカではなく、ジャカ、ジャカ、ゴンゴンだ。
 へ~ッ、始めはこんな感じだったんだ。
 個人的には一番の衝撃作だった。

ボブ・ディラン
Sony Music Direct
2006-12-20
ボブ・ディラン

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 ↑国内盤05年リマスターCD。
 本作はなぜか03年のSACD化からもれた。
 そのうち追加でSACD化されるだろうと待っていたら、05年米国でリマスターCDが発売されたのに続き、日本では紙ジャケで発売され、翌06年上記プラケースのCDが発売された。

 04年に米国Sundazed RecordsからMono LPが180グラムの重量盤で復刻されている。↓ 

Bob Dylan [12 inch Analog]
Sundazed Music Inc.
2004-01-20
Bob Dylan

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 The Times They Are a-Changin'(時代は変る)と同様に、買わずにSACD化されることを待ち望んでいたため、今回のMono盤で初めて聴くこととなった。

 良いです。何の不満もありません。素晴らしい音質です。
 たぶん、Stereo盤とMono盤でミックスの違いはほとんど無いと思う。
 勘だけどね。
 次のThe Freewheelin' Bob Dylanのようなミックスでないことを祈るよ。
 本作はギターとハーモニカだけの完全な弾き語りスタイルだからね。
 ステレオフォニックのデモンストレーションのために、ビックリ箱みたいな突飛なミックスにするのはご免こうむりたい。
 私としては、このMono盤だけで十分満足だから、敢えてStereo盤を買うことはないだろう。
 でも、遅れてStereo盤SACDが発売されたら買っちゃうだろうね。 

ボブ・ディラン・モノ・ボックス
SMJ
2010-11-10
ボブ・ディラン

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 ↑国内盤。

 今回、特典としてボックス収録の全曲とボーナス曲Positively 4th StreetをMP3でデジタル・ダウンロード出来る。
 PINコードが印刷されたカードが封入されているが、たぶん1回しかダウンロードできないと思う。
 それにしてもCDで持っているのに、ダウンロードする意味があるの?
 MP3って、そんなにすごい音質なの?
 SACDより良い音だったらビックリだけど、イヤホンなんかじゃなくて、部屋のオーディオで浴びるような大音量で聴くにはいくら投資すれば良いのかな?
 やっぱり、意味が無いと思うし、何とかStereo盤がダウンロードできたら良かったと思う。
 John Lennonのボックスのダウンロードの特典の方がすごかったと思う。

 最後に今回のボックスの総合評価は、Stereo盤を全部持っていても、Mono盤を買う価値はあると思う。
 逆に極論を言えば、Mono盤を持っていれば、少なくともBlonde On BlondeまではStereo盤を無理して買う必要はないと思う。
 でも、たった8枚なのだからやっぱり両方持っていたいよね。
 Bobのファンを自称するのなら、ぜひ自分の耳で確かめてみて!

 これにてBob Dylan The Original Mono Recordingsのシリーズを終了します。

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