Diana Krall (ダイアナ・クラール) Love Scenes SACD

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 97年8月26日発売のダイアナ・クラールの4thアルバム。
 前回99年6月8日発売の5thアルバムWhen I Look in Your Eyesを先にレビューした。
 その中でヴォーカリストとして実力がありながら、
 演奏と唱法がミスマッチ、
 ジャズの多重録音でグルーヴが生まれるのか、
 ピアニストが歌も担当しただけでヴォーカル・アルバムにあらず、
 等々厳しいことを書いた。(期待の裏返し…)

 この4thアルバムを聴いて反省している。
 はっきり言って、聴く順番を間違えた。
 この4thは素晴らしい。
 イメージしたとおり(好みどおり)のヴォーカル・アルバム。
 ごめんなさい。

 パーソネルは、
 Diana Krall : piano, vocals
 Russell Malone : guitar
 Christian McBride : bass

 Producers: Paul Bishow, Tommy LiPuma
 Engineer: Al Schmitt

 ドラムスもストリングスもないスモール編成。
 演奏とヴォーカルがとってもしっくりしていて引き込まれるよ!

 さすがSACD、音質は秀逸。
 ヴォーカルの質感、浮かび上がる各楽器の音像。
 でも、Stereo感はあまりない。
 
 ???
 
 楽器が3つだと、左・中央・右の古典的な3点Stereoを想像するが、
 楽器の定位があまり感じられないのである。
 まるで良質なMono録音を聴いているようだ。
 とは言え、音の拡がりはあるし、奥行きも感じられる。
 まるで、ゆったり風呂に浸かっているようなリラックスした音場だ。
 気持ち良い。
 ハイブリッドはどうでも良いとして、5.1サラウンド仕様もある。
 ヴォーカルを含めても音源が4点しかないうえにMonoっぽいのだから、サラウンドはどのようにミックスされているのだろう?
 我が家はサラウンド環境にないため残念なのだが、残響音が増えて風呂ではなく、天井の高い温泉の大浴場状態になるのかな?(まさか、ギターが後ろから聴こえるなんてことはないだろう。)

HMVジャパン

Love Scenes (Hybr) (Ms)
Verve
2004-08-17
Diana Krall

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 個人的には選曲1つ取っても、1曲目のAll or Nothing at Allから大満足であるが、オーソドックス過ぎて新しさがないとの意見もあるだろう。
 だから、次回5thで少し趣向を変えたのも理解出来る気がする。
 しかし、5thから聴いてしまうと、逆に奇をてらった感じがして、ミス・マッチとかアンバランスの印象を受けてしまったようだ。
 4thから聴くと、5thは変化を求めてチャレンジしたことがよく分かる。
 おかげで、自分の中で整理がついてスッキリした。 
 尚、ブックレットには歌詞の他、メンバー等の写真も掲載されている。

 次は何を聴こうか楽しみだ。

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