Kim Wilde(キム・ワイルド) Kim Wilde(誘惑のキム)1st LP+ボーナス

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 英国ロックンロールの黎明期をを牽引した1人Marty Wilde。
 前回は57年のデビューから81年の長女Kim Wildeのデビューまでを紹介した。
 今回は09年からオリジナル・アルバムのリマスター復刻が進んでいるKimに焦点を当てたい。
 MartyがVernon GirlsのJoyce Bakerと結婚したのが59年12月2日。
 翌60年11月18日に後のKim WildeことKim Smithが誕生。
 
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 ↑62年頃の父娘ショット。

 St Albans College of Art & Designに在学中の80年に、RAK Records(音楽プロデューサーMickie Mostが69年に設立)と契約。

 ①81年1月26日Kids in America / Tuning In, Tuning Onでデビュー。

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 ↑後のワイルドな戦略的イメージが決定する前の素人っぽいジャケット。
 個人的には普通のお姉ちゃん風で気に入っています。
 プロデューサーは弟のRicky Wilde。
 作詞作曲は父Martyと弟Rickyの共作。
 全英2位、全米25位の他、ヨーロッパで大ヒット。



 ↑81年4月24日オランダAVRO放送のToppopからの映像。
 まだ、テレビ慣れしておらず、見せることよりもイメージ重視のパフォーマンス。
 因みにキーボードは弟Ricky。
 
 ②81年4月27日2ndシングルChequered Love / Shane発売。

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 プロデューサーは弟のRicky Wilde。
 作詞作曲は父Martyと弟Rickyの共作。
 全英4位、英国以上にヨーロッパで大ヒット。
 B面Shaneはアルバム未収録だが今回のリマスターCDにボーナス収録された。 



 ↑かなりオシャレな感じに変わってきた。

 ①81年6月1stアルバムKim Wilde発売。

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 ↑全曲弟Rickyのプロデュース。ジャケット中央後方がRicky。
 全曲がRickyかMarty、もしくは両名の共作。
 全英3位、ドイツとスウェーデンで1位。一家で稼ぎまくりだ!

 ③81年7月17日3rdシングルWater on Glass / Boys発売。

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 全英11位。A面のWater on Glassはアルバムとは別ヴァージョン、 B面のBoysはアルバム未収録だが、今回のリマスターCDにボーナス収録された。
 


 このシングル以降、英国では86年のYou Keep Me Hangin' OnまでTop10ヒットから遠ざかることとなり、むしろヨーロッパで英国以上のチャート・アクションを見せることとなった。
 私自身としてもYou Keep Me Hangin' OnのヒットでKimを初めて知ったのだが、82年に放送されたこのCMは目にしていたかも知れない。↓
 


 ↑日本でのみシングル発売されたBitter Is Better(B面Boys)。
 プロデュースは一風堂の土屋昌巳だ。

 ここで、その後のディスコグラフィーについて整理しておこう。

 ④81年11月2日4thシングルCambodia / Watching For Shapes発売。
 全英12位、デンマーク、フランス、スウェーデン、スイスで1位。

 ⑤82年4月5日5thシングルView From a Bridge / Take Me Tonight発売。
 全英16位、スイス2位、ベルギー3位、スウェーデン4位、オランダ5位。

 ②82年5月2ndアルバムSelect発売。
 
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 プロデュース、作詞作曲は1stと同じWilde一家。
 全英19位、ドイツ4位、スウェーデン2位。

 ⑥82年10月4日6thシングルChild Come Away / Just Another Guy発売。
 全英43位、デンマーク3位、スイス6位、スウェーデン10位。

 今回のリマスター盤Selectではアルバム未収録の4thと6thシングルのAB面と日本盤LPにのみ収録されていたBitter Is Betterの5曲がボーナス収録された。
 音質はリマスターにより秀逸。

 ⑦83年7月18日7thシングルLove Blonde / Can You Hear It発売。
 全英23位、スウェーデン7位、オランダ10位。

 ⑧83年10月24日8thシングルDancing in the Dark / Back Street Driver発売。
 初めてWilde家以外の他人の曲を採用。プロデュースはRicky。
 全英67位、デンマーク3位、スイス9位。

 ③83年10月3rdアルバムCatch as Catch Can発売。

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 Dancing in the Dark を除き、プロデュース、作詞作曲は引き続きWilde一家。
 全英90位、ドイツ23位、スウェーデン17位。

 今回のリマスター盤Catch as Catch Canではアルバム未収録の7thシングルLove Blonde の7インチと12インチ、8thシングルDancing in the DarkのNile Rodgersミックスとインスト、アルバム未収録の8thシングルB面Back Street Driverrの5曲がボーナス収録された。
 音質はリマスターにより秀逸。
 このアルバムを最後にRAK RecordsからMCA Recordsに移籍。

 移籍をきっかけにロック路線にイメージ・チェンジを図って行くことになる。 

 ⑨84年10月1日9thシングルThe Second Time / Lovers on a Beach発売。
 全英29位、スイス7位、デンマーク9位、ドイツ9位、Go for Itとして全米65位。
 久しぶりの全米チャート・イン。
 
 ⑩84年11月26日10thシングルThe Touch / Shangri-La発売。
 全英56位、オランダ20位、ドイツ29位。

 ④84年11月4thアルバムTeases & Dares発売。 

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 Fit InとShangri-LaでKimが作詞作曲に取り組んだ他、Thought It Was GoodbyeではMartyとRickyとの共作が実現した。その他の曲は従来と同じくMartyとRickyによる。
 全英66位、ドイツ22位、スウェーデン35位。

 ⑪85年4月15日11thシングルRage to Love / Putty in Your Hands発売。
 A面はDave Edmundsによりリミックスされたアルバムとは別ヴァージョン。
 B面は62年The Shirellesが発売したLP Baby It's You収録のカバー。
 全英19位、ドイツ45位。久しぶりのTop20ヒットとなった。

 今回のリマスター盤Teases & Daresは2枚組デラックス仕様。
 Disc1にはアルバム未収録の9th、10th、11thシングルのAB面(ただし、Shangri-Laのみ別テイク)とTurn It Onの7曲をボーナス収録。
 Disc2には12インチ盤を中心に9曲収録。
 音質は秀逸。

 今回の全てのリマスターCDに共通するのは、
 ブックレットにジャケットを中心に写真が多数掲載されていること。
 ライナーノーツは簡潔だが、情報満載こと。
 歌詞が掲載されていること。
 値段が安いこと。(何かの間違いじゃないか?)

 試行錯誤の中、次作ではいよいよロック路線(+グラマラス路線)が花開くこととなる。
 続きは次回で…。

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