ピアノ名盤6 (They Long to Be) Close to You Carpenters

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 69年11月発売のデビュー・シングルTicket To Ride(涙の乗車券)が徐々にチャートを上り、何とか100位以内に到達した頃にCarpentersは2ndシングルに着手する。
 A&M RecordsのHerb Alpertに紹介されたのはBurt BacharachとHal Davidによる(They Long to Be) Close to Youだった。
 7年前に発表されながら鳴かず飛ばずだったこの曲にRichardは不安を感じた。
 それではこの曲の歴史整理しておこう。

 この曲を最初に音盤化したのは俳優Richard Chamberlain。
 63年にシングルBlue GuitarのB面として発売された。



 ↑AB面ともBurt Bacharach,とHal Davidのコンビによる。
 この時はThey Long to Be Close to Youとなっており、カッコがなかった。

 続いてBurt Bacharach,とHal Davidの秘蔵っ子Dionne Warwickの64年のアルバムMake Way for Dionne Warwickに収録された。

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 ↑プロデュースはBurt BacharachとHal David。
 ナイト・ガウンを着た3人のDionneは、当時ブレイク中だったThe Supremesの3人を模したもの。
 音質上推薦できる良好な復刻盤がないので画像だけ貼り付けておく。
 65年にはシングルHere I AmのB面としても発売された。↓


 
 65年にはDusty Springfieldも録音していたが、67年発売のアルバムWhere Am I Going?で陽の目を見た。↓
 
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 ↑Mono盤とStereo盤があるが、98年にStereo盤がボーナス3曲追加でリマスター復刻された。(本作は日本盤、日本語解説はあるが歌詞・対訳はなし)
 イントロ無しでDustyのハスキー・ヴォイスで始まり、左からドラムス、右からヴァイブとホーン、ピアノに続いて流麗ななストリングスが被さる。



 アレンジが素晴らしくてたまりません! 

 ただし、Richard ChamberlainもDionneもDustyもシングルB面やアルバムの中の1曲という位置づけで、ヒットとは無縁で、現在の名曲として評価は全くなかった。
 ひょっとするとBurt Bacharach,とHal Davidの隠れた名曲のまま現在に至っていたかも知れない。
 Carpentersの大ヒットがなければ…。

 ちょうどTicket To Rideが70年5月9日最高位54位を記録した直後の5月15日に2ndシングル(They Long to Be) Close to You(遥かなる影) / I Kept On Lovin' Youが発売された。
  


 ↑差し替え前のオリジナル音源。映像が途中で切れるのが残念。
 アメリカの普通の若者といった服装で素人っぽい。

 6月20日56位でチャートに初登場し、翌6月27日には初のTop40の37位、7月11日には初のTop10の7位、翌7月18日には3位、翌7月25日からは4週連続で1位となった。
 年間チャートでもSimon & GarfunkelのBridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)に続いて2位となった。

 70年8月19日には2nd LP Close to You(遥かなる影)を発売。

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 ↑最高2位(71年年間チャート3位)

 このアルバムからはWe've Only Just Begun(愛のプレリュード)がシングル・カットされて大ヒットするのだが、続きは次回で

 最後に71年9月21日放送のライブをどうぞ!



 ↑大ヒット後の英国BBCでのライブらしいが、かなりオシャレな感じに大変身。
 この頃までが忙しくても一番幸せな時期だったのかも…。

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