ピアノ名盤4 Tonight Is What It Means To Be Young(今夜は青春)

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 84年6月公開(日本8月)の映画「Street Of Fire(ストリート・オブ・ファイア)」。
 82年公開の大ヒット「48時間」に続くウォルター・ヒル監督作品。
 タイトルはBruce Springsteenの78年発売のアルバムDarkness On The Edge Of Town (闇に吠える街:5位)収録の同名曲から取られている。
 当初Springsteenのカヴァーを挿入歌とする予定だったが、カヴァーに難色を示したSpringsteenにより許可が取り消されたそうだ。

 日本での人気は特に高いため、それなりにヒットしたと思っていたのだが、本国アメリカでの興行収入は大幅な赤字でビックリした。
 確かに古典的な勧善懲悪のストーリーで、見え見えのハッピー・エンドなのだが、個人的には大いに気に入っている。
 まずは歌姫Diane Lane(ダイアン・レイン)の美しさ。(何とまだ19才)
 悪玉の首領Willem Dafoe(ウィレム・デフォー)の狂気。
 流れ者のヒーローとして起用されたほぼ無名のMichael Paré(マイケル・パレ)。

 

 ↑映画館用の予告編。

 そして、この映画を最も魅力的にしているのが挿入歌だ。
 副題A Rock & Roll Fable(ロックンロールの寓話)のとおり、全編に音楽が散りばめられており、この挿入歌と演奏シーンが素晴らしいのである。

 それでは本編でコンサートの最初に演奏された曲をどうぞ! 



 スタジオ・ミュージシャンによる架空のバンドFire Inc.名義のNowhere Fast。
 リード・ヴォーカルはダイアン・レインではなく、Laurie Sargentの吹き替え。
 実際にはバック・コーラスのHolly Sherwoodとのユニゾンとなっている。
 作詞・作曲は83年にBonnie TylerのTotal Eclipse of the Heart(愛の翳り:1位)やAir SupplyのMaking Love out of Nothing at All(渚の誓い:2位)を大ヒットさせたJim Steinman。
 印象的なピアノはBruce Springsteenのバック・バンドE Street BandのRoy Bittan。
  
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 ↑映画館用ポスター。

 エンディングのTonight Is What It Means to Be YoungもFire Inc.名義。



 リード・ヴォーカルはHolly Sherwoodの吹き替え。
 実際にはバック・コーラスのLaurie Sargentとのユニゾンとなっている。
 作詞・作曲はJim Steinman。
 このバンドを作ったのはJimだから当然か…。
 そして、またしてもピアノはRoy Bittan。素晴らしい!
 ドラマティックなイントロもさることながら、エンディングのフェイド・アウトして行くピアノが最高です。

 テレビ用に4:3の画面でビデオ・クリップも製作された。↓



 ただし、残念なのは映画と同じで全くヒットしなかったこと。
 実態のない架空のバンドなので仕方ないと言えばそれまでなのだが…。
 不思議で仕方ない。
 そう言えば、私自身この映画をレンタル・ビデオで見たのは数年後のことで、サントラの方が先だった。

 映画を見ていないのにサントラを聴く???

 Foot LooseやTop Gunのように挿入歌がヒット・チャートを賑わせたのならいざ知らず、ほとんどヒットがないのにどうして?

 ダイアン・レインのファンの友達が(養護施設を訪問するボランティア・サークルの)部室で(麻雀の)BGMとしてガンガン流していた。(このカセット・テープ、色々入っててイイだろ? ロン!)
 相手が子供なだけに、ボール、グローブ、バット、サッカーボール、ラケット、運動シューズ、短パン(誰のだ?)、縄とび、金づち、ペンチ、ノコギリ、マンガ、ギター、ラジカセ、トランプ、花札、麻雀、こたつ、日本酒(あれあれ?)、何でもある部室だった。(さすがに女子もいたのでエロ本はなかったな)

 話が脱線したのでサントラに話を戻そう。

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 ↑ヒットはDan HartmanのI Can Dream About You(あなたを夢みて:6位)ぐらいなのだが、Fire Inc.以外にも名曲揃いで、サントラとしてはFoot LooseやTop Gunに引けを取らない内容だと思う。(確かに色々入っていた。)
 尚、私の持っているCDのジャケットはDVDのジャケットと同じで炎の中で主人公の二人がキスしているもの。
 早く、Blu-rayで復刻してくれないかなー。

 最後に日本では86年にデビュー曲として椎名恵により「今夜はANGEL」という邦題でカバーされ、ドラマ「ヤヌスの鏡」主題歌として使用された。(オリコン最高位7位)



 ↑今から思えば結構有名な人が登場していたんだな。
 私はこの時間帯に家庭教師をしていたので見ていなかったけど…。

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