スピーカー・ケーブル BELDEN ベルデン 8470 16GA その5

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 前回に引き続きスピーカー・ケーブル BELDEN ベルデン 8470 の5回目。
 前回3メートル50センチから7センチカット。
 耳についた高音は十分に抑制されたと思っていたが、女性ヴォーカル中心に聴き進めるうちに、またしても印象が変わってきた。

 高音が耳につく。もちろん前よりは改善されているが…。
 今までいかにキツイ高音を聴いていたことがお分かりいただけよう。

 それと人間の感覚の脆弱性。
 私には絶対的な感覚などなく、相対的な感覚しかないようだ。
 例えば、前より高音がキツイとか、低音が豊かとか。

 それどころか、ケーブルをつなぎ替える無音の間に記憶は曖昧になってしまう。
 恐らく、間違って同じケーブルをつないでしまっても印象は変わるのだろう。
 そんなはずないのに…。

 高額な測定装置を使用してあれこれ試すのも有りだと思う。
 例えば、音像がぼやけるのは反響音が多過ぎるためとか。
 だから、部屋をデッドにする方法を考えようとか。

 でも、良い音の基準は人によって違うので、どこまでデッドにするかはその人次第だ。
 極端だが、耳たぶの大小や形状によって音の聴こえ方は違う。
 だから、同じ音を聴いても、人によって聴こえ方は違うことになる。
 これに個人的な好みが加わるのだ。

 でも、その時その時の相対的な感覚を信じて試してみるしかない。
 それが楽しいのだ!自分だけの美音を探す。
 それこそオーディオの醍醐味だと思う。

 てなことで、もう2センチ切ることにした。
 これで合計9センチのカットで3メートル41センチ。
 5センチ切ると大きく印象が変わったから、今回大きな変化が起きるかな?

 あれ?前よりも高音が耳につく。
 低音の量感が減った。
 中音域がうるさくなった。
 まるで3ウエイ・スピーカーが2ウエイ・スピーカーになったみたいで、ウーファーが無くなり、ツイーターが大きくなり、スピーカー自体小さくなった感じで、完全に高中低のバランスが崩れてしまった。

 もはやトールボーイ型ではなく、小型スピーカーとなってしまい、音場がキュッと小さくなってしまった。
 小さい音で聴くにはイイ感じだが、こんなの絶対ヤダ…。
 どうして2センチ切っただけで、こうも印象が変わってしまうのか…。
 それとも気のせいか?
 女性ヴォーカルばかり、それもSACD中心に聴いたことによる錯覚かな。
 
 もう3センチ切ることにした。

 次回に続く…。

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