Duran Duran(デュラン・デュラン) Seven And The … (2CD+1DVD)

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 Duran Duranの3rdアルバムがリマスター復刻された。
 私にとっては84年に生まれて初めて買った4枚のCDの1枚であり、とにかく思い入れは深い。(当時定価3,500円か!) 

 まさしくこのCMの頃。

 

 この年の春にディスコも初体験しており、The Reflexは大好きだった。



 だから、このアルバムに収録されているのが別ヴァージョンだと気付いて、相当ショックだった。(あれ?あれ?あれ? ちょっとズッコケタ感じのイントロ。カッコよくな~い…)

 だから、89年にベストが発売された時は、かなりうれしかった。
 
 HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム

 その後、03年にリマスター再発されたのだが、ボーナス収録がなかったため見送った。

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 替わりに13CDのシングル・ボックスを買った。↓

The Singles 81-85
EMD Int'l
2003-05-12
Duran Duran

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 ジャケットも紙ジャケで再現されており最高だったけど、13枚のCDをとっかえひっかえ聴くのは、はっきり言っておっくうになってくる。
 だから、09年にはCD3枚に詰め込み直した廉価盤も発売されたようだ。↓

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 そして、今回イギリス本国で2CDと2CD+DVDの2種類が先行発売された。
 どうせならDVD付きと思ったが、既に日本のAmazonやHMVでは取り扱い中止。
 英国Amazonに在庫があったので、値段が安いこともあり、DVDがPAL方式である可能性を承知で注文した。
 
 アイスランドの火山噴火の影響もあり到着は通常より1週間ほど遅れた。
 お目当てのDVDをプレーヤーにセットしてみると、何と再生出来た!
 NTSC方式、リージョンALL、送料込みで16.99ポンド×150円≒2,550円
 画質は元々がビデオ録りだから、Blu-rayによるHD画質を望むこと自体ナンセンスであり、大画面で見てもまずまずの水準。(DVDだけで2,550円の元は取れた感じ。)


↑ムービー・ヴァージョン(通常のビデオ・クリップも収録されている。)




↑83年3月23日Top Of The Popsより(これよりも美しい画質で収録されている。)

 尚、カートン・ボックス入り、六つ折りのポスター付き、5人のポスト・カード付き、ブックレットに写真と曲名はあるがライナー・ノーツと歌詞記載はない。

 肝心な音質については、英国Amazonのレビューを見た人はご存知と思うが、非難轟々、雨あられの凄まじい状況。(何考えてるんだー、バカヤロー、リマスターやり直せ!的な表現)
 
 一言で表現すれば「iPod世代の音」だそうだ。
 
 良い音の基準って人それぞれだと思うけど、リアル・タイムで体験した人にとっては「俺たちの世代の音」ではないことが原因らしい。(03年のリマスターの方がまだマシなのだそうだ。)

 リマスターにより音には磨きがかかっているのだが、確かに何か変だ。
 ヴォーカルだけ存在感が有り過ぎ。
 高音はグイグイと前面に押し出てくる。
 ドラムスやベースのリズム隊は聴こえない訳ではないが、後方に吸い込まれていくようなミックス。
 初期のCDには高音と低音を強調した「ドン・シャリ(ドンドンシャリシャリ)」と言う表現が使われたが、今回は「シャリシャリ・シュワシュワ」って感じで、音に厚みがなくて低音はどこに行ったの?って感じ。

 思えば80年代のディスコは酔って踊り狂うのとナンパが目的であり、地下にあって、天井が低く、低音はブンブン・ボンボンと言うよりもゴンゴン・ズンズンって感じで、お世辞にもイイ音ではなかった。

 06年3月愛知万博笹島サテライト会場にあった、当時で言うところの「クラブ」のオープニング・プレ・イベントに招待されたことがある。とにかく驚いたのは、その音響の良さであり、十分音楽鑑賞できてしまう水準で、自宅ではとても実現出来ない心地良い音の洪水に飲み込まれて最高の気分だった。

 時代が変われば、進歩もあり、良い音の基準も変わっていくのだろうが、「iPod世代の音」って何だ?
 インナー型のイヤホンで、極力空気振動の介在を排除して、直接鼓膜(脳)に情報を伝える方法か?
 ひょっとして、EMI殿は部屋のスピーカーではなく、インナー型イヤホンで聴くことを想定してリミックスしているのか?
 もしかしたら、インナー型イヤホンでなら、これまで聴いたことのない極上の美音を耳に出来るのか?
 もしかしたら、リスニング・ルームが狭いとか、スピーカーがショボイとか、関係なくなるのか?
 それに、最高の音を、散歩しながらでも、トイレの中でも、電車の中でも、どこにいても聴くことができるのか?

 「技術の進歩はスバラシイ!長生きしてよかった!」とは、決して思わない。
 ノー・サンキューである。
  
 確かに、音楽媒体としては劇的に便利になったのだろうし、場所や時間も選ばずに四六時中音楽に接していられる。こういう音楽の愛し方もあるのだろう。(まさしく青春に音楽ありだ!)

 ただ、若いうちはいいのだろうが、死ぬまで音楽を聴いていたい私としては、インナー型のイヤホンを耳にねじ込むには抵抗がある。(電車や地下鉄の中でノイズに負けないよう大音量で聴くなんて自殺行為。)
  
 音楽を聴くにはスピーカーに限るというようなノスタルジーではなく、鼓膜をケアして長く聴き続けたいと言うのが私の音楽の愛し方なのである。(それにしてもスピーカーから悲鳴が上がるほど大音量で聴いているのは誰だ?矛盾…)
 でも、映画マトリクスみたいに頭の後ろにプラグを埋め込んで、直接脳に音楽信号を送るようになったらどうしよう。
 たぶん、身体に害がなく、極上の音楽を聴ける(感知できる)のなら、大歓迎なのかもしれない。でも、恐ろしい…。(SFではなくオカルト)

 最後に80年代のデジタル技術は未熟だったから、改善すべき点は改善して欲しいけど、冷やっこ注文したら杏仁豆腐にウスター・ソースがかかって出てきたのでは困る。
 私たちの脳裏に刻まれた音のイメージ、80年代の音の特徴、少しはリマスターに反映させて欲しかった。

 5月18日に米国盤が発売されるが、HMVは既に完売につき取り扱い終了、今のところAmazonならまだ大丈夫なようだ。(チョット高いけど) 

Seven & The Ragged Tiger (W/Dvd)
Capitol
2010-05-18
Duran Duran

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 2ndアルバムRioはこちら…。

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  • Excerpt:  80年代前半の「第2次英国の侵略」の先陣を切ったDuran Duran。  09年オリジナル・アルバム復刻の第1弾として、82年5月発売.. Weblog: 音楽とデート racked: 2010-06-20 11:27
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