スピーカー・ケーブル BELDEN ベルデン 8470 16GA その11

画像
















 前回に引き続きスピーカー・ケーブル BELDEN ベルデン 8470 の11回目。
 前回は2センチ切って通算14センチカットの3メートル36センチで、クラシック系を聴きながら追い込んだ。
 更に2センチ切る前に、究極の目標を明かしておこう。

 我が家では再生禁止となっている音盤がある。
 自主規制ではなく、嫁さんの命令である。
 高音に対して異常に敏感な家の嫁さん。
 このディスクを再生した途端に、「耳がおかしくなる!」の一言。
 数日して再度トライしたら「離婚する!」と来た。
 それ以来、再生禁止のお達しが出てしまった。
 


 ↑日本盤20%オフ+ポイント15倍の時に、思い切って全SACDを大人買いした。
 「いつか王子様が」(Someday My Prince Come)なら、嫁さんも喜ぶだろうと最初に選んだのが運の尽きだった。
 ミュート奏法にあそこまで拒否反応を示すとは…。
 浅はかだった。
 挽回しようとMy Funny Valentineをかけたが、時すでに遅し。
 「誰この人!」
 現在、Miles Davisは口にすることも出来ない禁句扱いとなっている。
 この前、「マイスル」ではなく、「マイケル」と言っただけで表情が曇った。
 もしかすると、「スマイル」でも結構ヤバイかもしれない。
 「オッ、オトロシイ…」(注釈:恐ろしい)

 リーダー作だから仕方ないのだけど、確かにMilesの音だけやけにデカイ。
 イメージではMilesがステージ中央、それも観客席に落ちそうなほどまん前にいるのに対し、サイド・メンたちはステージ後方の壁の前に1列に並んでいる感じ。
 だから、イントロのピアノに音量を合わせてしまうと、40秒後、直径1メートルのラッパを構えたMilesが2メートル先に出現する凄まじさ!
 SACDだからとにかくリアルで、耳で聴くのではなく、直接脳ミソに響いてくる。

 このディスクを嫁さんの前で再生するのが究極の目標なのです。
 今日は嫁さんが東京に行って留守なので、試聴してみた。(日帰りの瞑想教室)
 因みに明日は自分が東京出張。(日帰りの仕事で)

 変わった。
 Milesがステージ前方から中央に下がった。
 サイド・メンが弓なりにMilesを取り囲むように、いくぶん前に出てきた。
 ピアノに音量を合わせても、それほどMilesのラッパはでかくなくなった。
 でも、まだ高音がキツイな…。

 いっそのこと、このディスクで調整しようか。
 それは、リスクが有り過ぎ。
 このディスクのミックスが本当に異常だとしたら、これを使って調整してしまうと、他のディスクが聴けなくなってしまう。
 やっぱり、クラッシクで地道に調整しよう。

 話は変わるが、4,000円以上していたのが、円高差益と10%オフ(輸入盤2枚以上)で2,845円に値下げになっていたので買ってしまった。(今日届いた。)
 
Waltz for Debby
Apo
2002-06-11
Bill Evans

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る

 ↑買い逃していたBill Evansの最後のSACD。最高の音質。
 左側のトールボーイ型のスピーカーが、ウッド・ベースに変身したぞ。
 ウッド・ベースのボディの共鳴が波動となって、頬にあたるぞ。
 たまりません!
 興味のある人は今のうちに買っておくことをオススメする。

 一緒に届いたのがこれ。↓

Solo [SACD]
Sony
1999-09-21

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る

 ↑ヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma)のSACD。
 作曲家はコダーイぐらいしか知らなかったのでちょっと心配。
 でも、1曲目の1音を聴いただけでノック・アウトだった。
 これイイと思うよ。
 ジャケットにあるSilk Roadプロジェクトというのが何を意味するかは解らなかったが、98年に立ち上げられ、創造性を促進し、世界遺産への知識を深め、地方文化や世界連携を祝うことを目的としているらしい。
 シルク・ロードとなっているが、あくまでも象徴的に使用しており、全世界を指しているようだ。

 だから作曲者も面白い。

 Mark O'connor:61年アメリカ生まれ、ヴァイオリニスト(フィドラー)・作曲家、96年発表のアルバムAppalachia WaltzでベーシストEdgar MeyerとYo-Yo Maと共演。

 Bright Sheng55年中国生まれ、ピアニスト・作曲家・指揮者、文化大革命でチベットの近くに下放、82年アメリカに移住。

 David Wilde:35年イギリス生まれ、ピアニスト・作曲家・ドイツ・ハノーバーやスコットランド・エジンバラでピアノ教授を勤めた。戦時下の旧ユーゴスラヴィアでコンサート活動を続けていたチェリストVedran Smailoviに捧げて92年The Cellist of Sarajevoを作曲。

 Alexander Tcherepnin:1899年ロシア生まれ、ピアニスト・作曲家・18年革命直後パリに亡命

 Zoltan Kodaly:1882年ハンガリー生まれ、国民的大作曲家。18年初演の無伴奏チェロ・ソナタは難曲として有名。

 ロシア、チェコ、ハンガリー、スロヴェニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ(ちょとだけ)に行ったことがあるが、よそ行きの音楽ではなく、夜食事をしながら土俗的な民謡を聴いていると、西洋とも東洋とも言えぬ不思議な感覚に陥ったことを思い出す。
 ヨーヨー・マみたいなスターが、西洋音楽の王道ではなく、ある種マイナーな部分に光を当ててくれることには、頭が下がる思いだ。彼が取り上げてくれなければ、聴くことはなかっただろう。録音も演奏も良い。

 今日の予定だった、チョン・キョン・ファの19枚組Box届かなかったな…。

 今晩、もう2センチ切ることにしよう。
 続きは次回で…。 
 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック